2022-02-24 / 最終更新日時 : 2022-02-05 daihonnei 人物 総統の贈りモノ 私ども大日本帝国臣民(の後裔)は、わが帝国からはるばる海底経由で欧州の同盟国まで、連絡路を拓いた潜水艦のことは良く知っております。 お手本? 前後5回・5隻の遣独潜水艦のうち、欧州の地にたどり着いたのは伊三十・伊八・伊二 […]
2021-12-16 / 最終更新日時 : 2021-12-16 daihonnei 国防と民間人 エリートと視覚障害者~帝国海軍は護衛が大嫌い・特別編 「帝國海軍は護衛が大嫌い」のその1で佐藤鉄太郎という海軍軍人の戦史研究家を紹介申し上げました。 佐藤鉄太郎が現役中に、潜水艦の脅威に気付ける可能性があったことも。 対潜は聴音 残念ながら、佐藤はその危険を察知できなかった […]
2021-08-19 / 最終更新日時 : 2021-08-19 daihonnei 帝國海軍 巡潜乙型の奮闘 大日本帝国海軍と言えば潜水艦…でもないか。 でも、儂も含めて潜水艦好きの方は多いし(儂の場合はどっちかっていうと「潜水艦乗り」好きだけど)、帝国海軍の潜水艦技術は確かに大型化の部分では優秀だったし。 東は守らなくて良かっ […]
2021-08-05 / 最終更新日時 : 2021-08-05 daihonnei アメリカ 呂100型の悲劇 大日本帝国海軍は昭和16(1941)年、来たるべきアメリカ合衆国との戦争で、広大な太平洋に散らばる領土である「離島」を防衛するための小型潜水艦を建造することを決意いたしました。これが「呂100型」潜水艦であります。 全艦 […]
2021-05-27 / 最終更新日時 : 2021-05-28 daihonnei 人物 伊47潜水艦の奇跡 昭和19年も暮れようか、と言う12月30日の夜のことであります。 大日本帝国海軍の誇る丙型(伊16型)潜水艦「伊47」はニューギニア島北岸・フンボルト湾の敵艦隊攻撃を策して行動中でありました。 回天母艦 伊47潜水艦は8 […]
2021-04-08 / 最終更新日時 : 2021-04-08 daihonnei アメリカ 潜水艦の使い方 ワシントン条約で主力艦(戦艦・巡洋戦艦)の保有量を制限された大日本帝国海軍。 その「劣勢」を補うのに、重巡をはじめとする補助艦艇、潜水艦、航空機などに期待する事になります。 どうしても「艦隊決戦」したかった ところが、続 […]
2020-10-29 / 最終更新日時 : 2020-10-30 daihonnei 人物 甲標的戦記4~防衛~ 初めて生還者を出したものの、艇の方は使い捨てになってしまい、低調になった「甲標的」によるガダルカナル増援阻止。 「丙型」の登場で、風向きが変わりました。 ココまでのお話は一話目・二話目・三話目です。 防衛用途に ガダルカ […]
2020-10-22 / 最終更新日時 : 2020-10-24 daihonnei 人物 甲標的戦記3~生還~ シドニーとディエゴ・スアレスに対する攻撃で、ついに戦果を挙げた「甲標的」 しかし、搭乗員と関係者の努力も空しく、生還者はいませんでした。 ココまでのお話は一話目・二話目 戦勢傾く 昭和17(1942)年8月7日の午前4時 […]
2020-10-15 / 最終更新日時 : 2021-05-28 daihonnei 人物 甲標的戦記2~第二次攻撃~ 洋上で敵の主力艦を雷撃するために誕生した「甲標的」 潜水艦に搭載されて、真珠湾攻撃に参加しましたが、全艇が未帰還となってしまいました。 ココまでのお話は「甲標的戦記1」で 戦艦1隻撃沈? 真珠湾攻撃に参加した5艇の甲標的 […]
2020-10-08 / 最終更新日時 : 2020-10-24 daihonnei 人物 甲標的戦記1~真珠湾へ~ 大日本帝国海軍は日露戦争後、営々と準備してきた「漸減邀撃構想」を何故か放棄し、ハワイへの奇襲攻撃からアメリカとの大戦争を始めてしまいました。 硬直化していた? 漸減邀撃構想、漸減作戦でも良いんですけど、ってのは皆さんご存 […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2020-09-19 daihonnei 人物 佐久間艇長の真実2~水中高速潜~ 世界の海軍が「サブマリナーのお手本」とした第六潜水艇の佐久間艇長と乗員たち。 しかし、そこには幾つもの大きなミスが積み重なっていたのでした。 そもそもエンジン稼動のまま潜るって 第六潜水艇の単独訓練は当時としては異例であ […]
2020-09-24 / 最終更新日時 : 2020-09-24 daihonnei 人物 佐久間艇長の真実1~事故~ 1905年5月15日、旅順港を閉鎖中の我が戦艦「富士」と「八島」があいついで触雷・沈没。 連合艦隊は主力戦艦6隻のうち2隻を一日にして失う惨事にみまわれる事となりました。 新兵器・潜水艦 聨合艦隊司令長官・東郷平八郎はこ […]
2019-12-26 / 最終更新日時 : 2019-12-26 daihonnei 帝國海軍 水雷防御網を御存じですか~忘れられた装備2~ 水雷って言葉をご存知でしょうか? 大日本帝国海軍の「華」とうたわれたのは「第二水雷戦隊」でありますから、ご存知の筈ですよね(笑) 水雷兵器は強力だった もともと「水雷」は、地中で爆発する「地雷」に対する名称で、水中で爆発 […]
2019-10-03 / 最終更新日時 : 2019-09-21 daihonnei 帝國海軍 帝國海軍は護衛が大嫌い2 帝國海軍では、佐藤鉄太郎がヨーロッパの戦史を研究して「個々の船舶を護衛するんじゃなくて、海域を確保して通商路を保護するのだ」と考えた事は、「帝國海軍は護衛が大嫌い」の初めに紹介申し上げました。 戦史の大家、佐藤鉄太郎は潜 […]
2019-08-15 / 最終更新日時 : 2021-02-05 daihonnei 人物 水中高速潜水艦と知られざる継戦工作 この記事の元ネタはある海軍士官(の卵)による回想です。裏づけを取ろうにもあまりに史料がありません。 しかしただ埋もれさせてしまうにはあまりに勿体ない、と思いますので沢渡なりに解釈を加えて記述いたしました。 限りなく史実に […]
2019-08-13 / 最終更新日時 : 2019-08-11 daihonnei 人物 呪われた?潜水艦伊33 伊33号潜水艦は公式には「伊15型」潜水艦、よく聞かれる言い方だと「巡潜乙型」と呼ばれるグループに属しています。 なお「巡潜乙型」にはこの「伊15型」を小改良した「伊40型」「伊54型」も含まれます。 同型艦は大活躍 こ […]
2019-07-11 / 最終更新日時 : 2020-04-10 daihonnei 帝國海軍 帝国海軍は護衛が大嫌い1 強大だった筈の大日本帝国が、なぜ脆くも敗れ去ったのか?様々な理由があったと思います。いろいろな方が、さまざまな原因を主張されていますし、どれも傾聴に値する所であります。 良く効くクスリは苦いのさ ところがですね、中には「 […]
2019-04-11 / 最終更新日時 : 2019-04-11 daihonnei 帝國海軍 水中高速潜水艦「潜高型」 大日本帝国海軍の潜水艦技術は、世界トップレベルにありました。とくに艦形を大きくすることにかけてはブッチギリ。アメリカが持って行きやがった「戦利品」が、原子力潜水艦の船殻設計の参考になった事は皆さん良くご存じかと存じます。 […]
2017-08-15 / 最終更新日時 : 2019-05-24 honjouhiroki 仏蘭西 帝政ドイツの通商用潜水艦 -その知られざる航跡- 1. 英国の海上封鎖を突破せよ! 前世紀、潜水艦は二度にわたる大戦で輸送船を襲う海の狼として猛威を振るいました。とりわけ「Uボート」の名で知られるドイツ海軍のそれは、海洋国家たる大英帝国の重大な脅威となり、同国の軍需生産 […]
2017-03-24 / 最終更新日時 : 2017-03-24 daihonnei 人物 ウォレアイ島の悲劇 「ウォレアイ環礁」。東京から南南東へ約3700キロ。北緯7度22分東経143度54分、カロリン諸島、ミクロネシア連邦のヤップ州にある22の小島。島々は東西8km、南北5kmの環礁のなかに点在しており、各島の海抜は1mから […]