2022-04-21 / 最終更新日時 : 2022-04-10 daihonnei アメリカ 最後のささやかな勝利 大東亜戦争末期(昭和19年12月26日)大日本帝国海軍はフィリピン・ミンドロ島に上陸したアメリカ軍に対し、反撃を企図いたしました。礼号作戦(れいごうさくせん)であります。 制空権掌握のため 昭和19(1944)年12月1 […]
2022-03-24 / 最終更新日時 : 2022-03-24 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 大英帝国海軍の改革者 1914年、第一次世界大戦が起きると、大英帝国は4年前に引退していたジョン・アーバスノット・フィッシャー男爵(引退前に受爵、当人が初代)を「第一海軍卿」に起用しました。 英国面の改革者 第一海軍卿は日本で言うと軍令部長に […]
2022-03-17 / 最終更新日時 : 2022-03-18 daihonnei 人物 捕虜はグライダーを飛ばしたか? 好きな戦争映画は?と問われると「大脱走」だと答える方も多いのではないかと存じます。戦闘シーンはほぼありませんが。 年齢にもよりますけど「西部劇」ってジャンルをご存じの世代なら、お判り頂けるんじゃないでしょうか。 大脱走 […]
2022-02-24 / 最終更新日時 : 2022-02-05 daihonnei 人物 総統の贈りモノ 私ども大日本帝国臣民(の後裔)は、わが帝国からはるばる海底経由で欧州の同盟国まで、連絡路を拓いた潜水艦のことは良く知っております。 お手本? 前後5回・5隻の遣独潜水艦のうち、欧州の地にたどり着いたのは伊三十・伊八・伊二 […]
2022-02-03 / 最終更新日時 : 2022-02-03 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 石油と石炭1~油槽船アルトマルクの冒険~ 現代のガス・タービン艦も、帝国海軍の戦艦「大和」も空母「赤城」も石油が燃料です。ガス・タービンは基本的に重油は使用できませんけどね。 石油はいろんな意味で効率が良かった 石油は日本国内では調達できませんが、石炭なら北海道 […]
2022-01-27 / 最終更新日時 : 2022-01-15 daihonnei アメリカ 陸軍の小型舟艇 大正4(1915)年4月の事であります。 第一次世界大戦を戦っていた大英帝国の海軍大臣ウィンストン・チャーチル卿は、ダーダネルス海峡西側のガリポリ半島に敵前上陸し、オスマン帝国の首都イスタンブールを目指す作戦を実施しまし […]
2022-01-20 / 最終更新日時 : 2022-01-20 daihonnei 人物 大日本帝国が育てた?異能の航空機設計者 1910年代後半(大正半ば)、帝国陸・海軍は航空機の設計・製造を民間企業に任せることを選択します。航空機は発達のスピードが速く、官製ではとても世界についていけない、と判断したのだと思われます。 参入した会社 それまで、軍 […]
2022-01-13 / 最終更新日時 : 2021-12-21 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 艦首の話 帝国海軍の数々の優秀な技術は私たちの誇りですが、その中心である「造艦技術」の詳細については、詳しく判りやすく語ったサイトは無いみたいですね。 って事で電脳大本営がチャレンジしてみましょう。 今回の第一弾は「艦首」これで終 […]
2021-12-08 / 最終更新日時 : 2021-12-04 daihonnei 南米 真の太平洋戦争(Guerra del Pacífico)を知ろう(笑) 第二次世界大戦の一部であり、太平洋と東南アジアを中心に主に日米の激闘が繰り広げられた、1941年から1945年にかけての戦争を「太平洋戦争」と呼ぶ人と、私は友達になりたくありません。 「アホっ!この記事の題が『太平洋戦争 […]
2021-11-18 / 最終更新日時 : 2021-11-19 daihonnei アメリカ エリアルールのヒミツ 第二次大戦の最終盤には、独英でジェット機が実用化されて実戦に投入されたのは皆さん良くご存じのこと。 我が国も独力(同盟国からの技術移転も)で開発したのですが、実戦で使うには時間が足りませんでした。 高速化は空気抵抗との戦 […]
2021-11-11 / 最終更新日時 : 2021-11-11 daihonnei アメリカ イタ公と呼ばないで《陸軍編2》~ロイヤルネイビーを弄ぶ高射砲~ やるときゃやるんだから、イタ公だって。 頑張れるときは頑張るんだから、ヘタリアだって。海軍編1はコチラから 今回は、大英帝国海軍にスポットが当たってしまうかも、ですけどね。 イタリア軍進撃? 1940年9月7日、ヘタリア […]
2021-11-04 / 最終更新日時 : 2021-11-04 daihonnei 伊太利 イタ公と呼ばないで《海軍編1》~マルタを締め上げろ~ 大東亜戦争の開戦まえのこと。 大日本帝国の海軍大臣米内光政は、同盟国の海軍力を訊ねられて「独伊の海軍は問題にもなりません」と言い放ちました。 地中海専用海軍 イタリア海軍は大日本帝国海軍に比べ […]
2021-10-22 / 最終更新日時 : 2021-10-29 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 幕末の主砲、その名はアームストロング 今回は電脳大本営の守備範囲をはるかに遡る幕末の話。 いつか書きたかったんですよね、だって、アームストロング砲って司馬遼太郎大先生に言わせたら「近代日本を創った」ぐらいのモンじゃないですか。 軍事を好むもの、一度は書かなき […]
2021-09-23 / 最終更新日時 : 2021-09-22 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 昭和15年、謎の駆逐艦 昭和15年3月13日、大英帝国海軍の特設巡洋艦「モアトン・ベイ」は大日本帝国の本州沿岸にて哨戒活動を行っていました。 流石ですわ、大英帝国海軍 「モアトン・ベイ」は駿河湾の南に差し掛かっておりました。 仮装巡洋艦といえば […]
2021-09-02 / 最終更新日時 : 2021-09-02 daihonnei アメリカ 天翔る航空母艦 ツェッペリンから話を始めさせていただきます。 いや、ツェッペリンは別にこの記事の主人公じゃないんですけど、飛行船と言えばツェッペリンから喋っとかないといけませんからね。 硬式飛行船 1897年の1月13日のことであります […]
2021-08-26 / 最終更新日時 : 2021-08-26 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 国産巡洋艦「秋津洲」の誕生 明治27(1894)年の日清戦争を前に、帝国海軍は着々と戦力の整備を進めていました。特に意識されたのは清国がドイツに注文して建造した2隻の巨艦、「定遠」と「鎮遠」でありました。 フランス式 「定遠」と「鎮遠」はドイツのフ […]
2021-08-05 / 最終更新日時 : 2021-08-05 daihonnei アメリカ 呂100型の悲劇 大日本帝国海軍は昭和16(1941)年、来たるべきアメリカ合衆国との戦争で、広大な太平洋に散らばる領土である「離島」を防衛するための小型潜水艦を建造することを決意いたしました。これが「呂100型」潜水艦であります。 全艦 […]
2021-07-29 / 最終更新日時 : 2021-07-29 daihonnei 人物 ランチェスターの法則 電脳大本営は「軍事ブログ」でありまして、武器兵器から戦略戦術まで、難癖付けちゃあ喜んでいる質の悪いヤツであります(笑) で、今回は「ランチェスター戦略」をおちょくってみよう、と言うワケです。企業の経営戦略の話じゃありませ […]
2021-07-22 / 最終更新日時 : 2021-07-22 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 魚雷今昔2 シムスさんの有線誘導魚雷はやっぱりダメダメでしたが、魚雷は違う方向へと進歩しておりました。 真っすぐ進むことが大変 魚雷の開発者ホワイトヘッドさんは、その後も魚雷の改良を続けていらっしゃいました。 1870年(明治2年) […]
2021-07-15 / 最終更新日時 : 2021-06-20 daihonnei ロシア 魚雷今昔1 明治28年2月4日深夜のことであります。 清国北洋艦隊が潜む極寒の威海衛軍港に、我が連合艦隊の水雷艇隊が侵入。世界初(たぶん、ですけどね)の本格的な魚雷戦を敢行したのでありました。 敵軍港に殴り込み 前年の黄海海戦(明治 […]