2022-05-12 / 最終更新日時 : 2022-05-12 daihonnei 人物 新司偵の系譜 大日本帝国が開発した初の長距離高速偵察機は陸軍の「九七式司令部偵察機」で、制式採用後すぐの昭和12(1937)年8月には支那事変に投入されて大きな成果を挙げました。 メーカーの自由にやらせる 「九七式司令部偵察機」は我が […]
2022-03-31 / 最終更新日時 : 2022-03-31 daihonnei China・Koreaの悪行 地獄の半島 明治27(1894)年6月29日、広島の大本営に居た川上操六兵站総監は、糧食・弾薬の輸送に窮して「日本国内から人夫を送ってほしい」と言ってきた、混成旅団の兵站担当将校に大激怒いたしました。 インフラがほぼゼロ 大日本帝国 […]
2022-03-17 / 最終更新日時 : 2022-03-18 daihonnei 人物 捕虜はグライダーを飛ばしたか? 好きな戦争映画は?と問われると「大脱走」だと答える方も多いのではないかと存じます。戦闘シーンはほぼありませんが。 年齢にもよりますけど「西部劇」ってジャンルをご存じの世代なら、お判り頂けるんじゃないでしょうか。 大脱走 […]
2021-12-23 / 最終更新日時 : 2021-12-20 daihonnei 人物 プロペラ髭と帝国空軍 大日本帝国陸海軍は明治42(1909)年7月に共同で「臨時軍用気球研究会」を設立し、航空機の研究を開始します。 初代会長 研究会の委員には東京帝大・中央気象台などからも委員を任用して、軍官民の総力を挙げて国産航空機の開発 […]
2021-10-22 / 最終更新日時 : 2021-10-29 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 幕末の主砲、その名はアームストロング 今回は電脳大本営の守備範囲をはるかに遡る幕末の話。 いつか書きたかったんですよね、だって、アームストロング砲って司馬遼太郎大先生に言わせたら「近代日本を創った」ぐらいのモンじゃないですか。 軍事を好むもの、一度は書かなき […]
2021-08-12 / 最終更新日時 : 2021-08-09 daihonnei 人物 未完の大機~忘れられた先進航空企業~ 魅力的な「変態飛行機」を数々産み出したドイツの科学力。戦争を勝利に導くことは出来ませんでしたが、今も私たちの想像力を刺激してくれます。 しかぁし!我が国だって負けちゃあいませんよ。「変態」にあらず、超先進的な戦闘機が実用 […]
2021-07-08 / 最終更新日時 : 2021-07-08 daihonnei 人物 竹槍事件の真相 昭和19年2月23日の朝の事です。配達された「東京日日(現在の毎日)新聞」の朝刊を広げた大日本帝国の国民は、我が目を疑ってしまいます。 竹槍では間に合わぬ この日の侮日新聞(以下、面倒なのでこの表記にします)の一面には驚 […]
2021-04-29 / 最終更新日時 : 2021-04-30 daihonnei 人物 花の旅団1~落ちこぼれ旅団長登場 時は明治37(1904)年の10月であります。 大日本帝国陸軍は前月末からの「遼陽会戦」でロシア軍を打ち破り、要衝都市の遼陽を占拠したのですが… やはり国力が もともと大国ロシアと大陸で覇を争うには、少々国力に余裕がなか […]
2021-03-25 / 最終更新日時 : 2021-03-15 daihonnei 人物 「機帆船」の戦い2 昭和前期の国内輸送に大きな役割を果たした機帆船。 「河山丸」という機帆船も、ついに徴用を受けることになったのですが、機関長は「徴兵」で乗務を続けられません。 機関長は下船したけれど 国民すべてが物資不足に苦しんでいる時、 […]
2020-11-26 / 最終更新日時 : 2020-11-26 daihonnei 帝國陸軍 四式15糎自走砲、飛行場を守る 日露開戦を受けてドイツに発注した「三八式15糎榴弾砲」。 日本への到着が遅れて対ロシアには役に立たなかったのですが… 多種を同時発注 この骨董品みたいな大砲が、大東亜戦争で意外な活躍をしています。そして、その前にも「帝国 […]
2020-09-03 / 最終更新日時 : 2020-09-03 daihonnei 人物 本土決戦の行方2~人口が半分に~ パラグアイは、ブラジル・アルゼンチンと言う地域大国を相手に、ウルグアイに対する干渉戦争を始めてしまいました。 当初は押していたものの、一度の海戦敗北から、状況は逆転して…ココまでのお話は トゥユティの戦い 戦争やってても […]
2020-08-20 / 最終更新日時 : 2020-08-20 daihonnei 国防と民間人 従軍看護婦さんと褌の話 大東亜戦争の開戦が視野に入ってくると、兵隊さんだけではなく、国民各層が広く直接国防のために働くようになります。女性も例外ではありませんでした。 こう言うのを「従軍」というのだ 一般の人が、仕事で軍隊と行動を共にしたり、軍 […]
2020-04-30 / 最終更新日時 : 2020-04-30 daihonnei 国防と民間人 目立たない功績5~陸軍特殊輸送船、南氷洋に散る~ この記事は陸軍の輸送船を紹介させていただいておりますが、後半では戦後の食糧難に立ち向かった「捕鯨」での悲劇を題材にしています。 陸軍の方がはるかに先を 海軍が建造した一等輸送艦は「大発」を艦尾から泛水させることによって、 […]
2020-04-23 / 最終更新日時 : 2020-04-23 daihonnei 帝國海軍 目立たない功績4~海軍とクレーン~ 「目立たない功績シリーズ」が好評を頂いてるので、ある「クレーン船」も紹介申し上げたいのですが、あまりにもネタ量が少ない。 普通のクレーンでちょっと水増しさせていただきます。 造るときも直す時もクレーンは必要です 軍艦に限 […]
2020-04-16 / 最終更新日時 : 2020-04-17 daihonnei アメリカ 目立たない功績3~二等輸送艦と予備艦長~ 海軍の「戦力」は航空母艦や戦艦だけではありません。 第二次大戦で戦ったどの海軍でも、最も奮戦した艦種は駆逐艦だ、とはよく言われることです。 発想は我が軍 電脳大本営も同じように思いますが、駆逐艦よりもっと小さな、「○○海 […]
2020-01-23 / 最終更新日時 : 2020-01-22 daihonnei 人物 徴兵制の真実 私は日本には徴兵制が必要だと思っています。何度も申し上げてるんですが、ほとんどご賛同を頂けません(笑)。 それは戦前の「徴兵」が反日主義者どもによって、大きな誤解のもとに語られてるせいじゃないかな?と思うんですよ。 兵役 […]
2019-10-24 / 最終更新日時 : 2019-10-24 daihonnei 人物 帝國海軍は護衛が大嫌い3~バタビア沖に見る護衛軽視 護衛が大嫌いシリーズの1と2では潜水艦の脅威について、「気付けたはずなのに手を打たなかった」って方向から、帝国海軍の護衛嫌いを見ましたが、今回は「護衛する気ないやん」「防護対象を放り出して」って事象を見てみましょう。 順 […]
2019-10-10 / 最終更新日時 : 2019-10-10 daihonnei 人物 女性が戦うってこと 大日本帝国は大東亜戦争に総力を注ぎ込みました。 総力ってことは、女性も戦ってくれてたんですね。男どもが出征したあとの産業を支えるって形で。 近代化と女性 大東亜戦争になる前から、大日本帝国では女性も様々なところで働いてい […]
2019-09-26 / 最終更新日時 : 2019-09-26 daihonnei 人物 北の都・北の守り 明治10年代~20年代に、帝国政府内で検討された「北京」構想をご存知の方はいらっしゃるでしょうか?「ぺきん」ではありませんよ、「ほくきょう(ほっきょう)」と読んで頂きたいのです。 旭川遷都? 明治2年5月、函館は五稜郭に […]
2019-02-28 / 最終更新日時 : 2019-02-28 daihonnei 人物 東條英機をやり込めた少将 川島四郎という「軍人」をご存じでしょうか? 軍人にカギ括弧を付けましたのは、この人が戦後は栄養学の権威として活躍し、数々の著作もあるお方であるからです。 エピソード満載の方 川島四郎さんは大正7年に陸軍経理学校を卒業(1 […]