2022-06-17 / 最終更新日時 : 2022-06-16 daihonnei 小艦艇の活躍 駆逐艦「野分」、逃げまくる 駆逐艦とは、フランスが整備を進める小型で敏捷な「水雷艇」から味方の大型艦を防護するため、大英帝国海軍が採用した小型艦でした。 甲型駆逐艦 駆逐艦は安価で使い勝手が良かったため、「水雷艇駆逐」だけではなく、様々な任務に使わ […]
2022-05-05 / 最終更新日時 : 2022-05-04 daihonnei 人物 戦艦「大和」内務科~帝国海軍のダメコンは駄目だったのか~ 世界の主要な海軍国、イギリス・アメリカ、そして大日本帝国はそれぞれ、長く機関要員と兵科の要員の間の対立関係に悩まされてきました。 と言いますか、機関要員を差別して当然のように考えていたようです。 兵機一体化への努力 砲術 […]
2022-04-07 / 最終更新日時 : 2022-04-05 daihonnei 国防と民間人 大東亜戦争中の機関車 大陸軍国ロシアが隣国への侵攻に失敗しつつあります。その原因にはいろいろあるんでしょうが、補給・輸送の失敗も良く取り上げられるところです。 鉄道は高効率 陸上輸送、それも「そこそこインフラが整ってる」地域では、鉄道の効率が […]
2022-03-17 / 最終更新日時 : 2022-03-18 daihonnei 人物 捕虜はグライダーを飛ばしたか? 好きな戦争映画は?と問われると「大脱走」だと答える方も多いのではないかと存じます。戦闘シーンはほぼありませんが。 年齢にもよりますけど「西部劇」ってジャンルをご存じの世代なら、お判り頂けるんじゃないでしょうか。 大脱走 […]
2021-12-16 / 最終更新日時 : 2021-12-16 daihonnei 国防と民間人 エリートと視覚障害者~帝国海軍は護衛が大嫌い・特別編 「帝國海軍は護衛が大嫌い」のその1で佐藤鉄太郎という海軍軍人の戦史研究家を紹介申し上げました。 佐藤鉄太郎が現役中に、潜水艦の脅威に気付ける可能性があったことも。 対潜は聴音 残念ながら、佐藤はその危険を察知できなかった […]
2021-10-22 / 最終更新日時 : 2021-10-29 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 幕末の主砲、その名はアームストロング 今回は電脳大本営の守備範囲をはるかに遡る幕末の話。 いつか書きたかったんですよね、だって、アームストロング砲って司馬遼太郎大先生に言わせたら「近代日本を創った」ぐらいのモンじゃないですか。 軍事を好むもの、一度は書かなき […]
2021-09-16 / 最終更新日時 : 2021-09-13 daihonnei 人物 見敵必戦~綾波の場合~ 軍艦には「運命」というモノが付いて回ります。電脳大本営の見るところ、「見敵必戦」の勇者は武運に恵まれます。猪突猛進に見えても戦理にかない、わが身に替えて敵を撃つ、これこそ武勲艦でありましょう。 「艦」だけでは「武勲艦」に […]
2021-09-09 / 最終更新日時 : 2021-09-07 daihonnei 巡洋艦 重雷装艦「大井」ひっそりと沈む 「軽巡洋艦」と言う艦種は軍縮条約で、つまり机の上で作り出された艦種であります。 それまでは予算の制約や、海面の状況(島嶼が多いとか)で戦艦などを使えないときのために用意されていた少しちっちゃい「主力艦」であり、植民地警備 […]
2021-08-26 / 最終更新日時 : 2021-08-26 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 国産巡洋艦「秋津洲」の誕生 明治27(1894)年の日清戦争を前に、帝国海軍は着々と戦力の整備を進めていました。特に意識されたのは清国がドイツに注文して建造した2隻の巨艦、「定遠」と「鎮遠」でありました。 フランス式 「定遠」と「鎮遠」はドイツのフ […]
2021-08-19 / 最終更新日時 : 2021-08-19 daihonnei 帝國海軍 巡潜乙型の奮闘 大日本帝国海軍と言えば潜水艦…でもないか。 でも、儂も含めて潜水艦好きの方は多いし(儂の場合はどっちかっていうと「潜水艦乗り」好きだけど)、帝国海軍の潜水艦技術は確かに大型化の部分では優秀だったし。 東は守らなくて良かっ […]
2021-07-08 / 最終更新日時 : 2021-07-08 daihonnei 人物 竹槍事件の真相 昭和19年2月23日の朝の事です。配達された「東京日日(現在の毎日)新聞」の朝刊を広げた大日本帝国の国民は、我が目を疑ってしまいます。 竹槍では間に合わぬ この日の侮日新聞(以下、面倒なのでこの表記にします)の一面には驚 […]
2021-05-20 / 最終更新日時 : 2021-05-20 daihonnei 帝國海軍 パンとおにぎりと日本海海戦 日本人はコメをこよなく愛して喰い続けてきました。それは「海の男だ、艦隊勤務」の水兵さんも同じこと。 でも月月火水木金金、毎日コメを喰ってたんでしょうか? 初めての給糧艦 コメを喰うにしろ、パンかビスケットを喰うにしろ、前 […]
2021-04-08 / 最終更新日時 : 2021-04-08 daihonnei アメリカ 潜水艦の使い方 ワシントン条約で主力艦(戦艦・巡洋戦艦)の保有量を制限された大日本帝国海軍。 その「劣勢」を補うのに、重巡をはじめとする補助艦艇、潜水艦、航空機などに期待する事になります。 どうしても「艦隊決戦」したかった ところが、続 […]
2021-02-25 / 最終更新日時 : 2021-02-09 daihonnei 人物 国のために死ぬのは良いことだ 「ユダヤ陰謀論」というものが昔からあります。 ユダヤに限らず、陰謀が陰謀論として語られてる時点で、すでに眉唾モンである、ってことは電脳大本営をお読みくださる賢明な皆さまには申し上げるまでもないことでしょう。 陰謀論に直接 […]
2021-02-11 / 最終更新日時 : 2021-02-09 daihonnei 人物 目立たない功績7~標的艦たちの生涯~ 軍艦の砲撃というものは当たらないモノでした。 敵は動き回るし波で揺れるし、そもそも発射する側だって安定してませんから。 最初の標的艦 だから、東郷平八郎は大敵に接近戦を挑み、手数も増やして(速射砲重視)完勝しました。もち […]
2020-10-22 / 最終更新日時 : 2020-10-24 daihonnei 人物 甲標的戦記3~生還~ シドニーとディエゴ・スアレスに対する攻撃で、ついに戦果を挙げた「甲標的」 しかし、搭乗員と関係者の努力も空しく、生還者はいませんでした。 ココまでのお話は一話目・二話目 戦勢傾く 昭和17(1942)年8月7日の午前4時 […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2020-09-19 daihonnei 人物 佐久間艇長の真実2~水中高速潜~ 世界の海軍が「サブマリナーのお手本」とした第六潜水艇の佐久間艇長と乗員たち。 しかし、そこには幾つもの大きなミスが積み重なっていたのでした。 そもそもエンジン稼動のまま潜るって 第六潜水艇の単独訓練は当時としては異例であ […]
2020-09-24 / 最終更新日時 : 2020-09-24 daihonnei 人物 佐久間艇長の真実1~事故~ 1905年5月15日、旅順港を閉鎖中の我が戦艦「富士」と「八島」があいついで触雷・沈没。 連合艦隊は主力戦艦6隻のうち2隻を一日にして失う惨事にみまわれる事となりました。 新兵器・潜水艦 聨合艦隊司令長官・東郷平八郎はこ […]
2020-08-14 / 最終更新日時 : 2020-08-16 daihonnei 人物 樺太からの脱出 昭和20年8月9日、いまだ有効な(期限は21年4月)日ソ不可侵条約を踏みにじって、凶産悪魔スターリンの命令の下、赤軍は大日本帝国に襲い掛かりました。 ソ連軍を足止め 満州と樺太では統治の方法が異なっていて、樺太南部は糞( […]
2020-07-09 / 最終更新日時 : 2020-07-06 daihonnei 国防と民間人 特設運送船の勝利 海軍とは軍艦を自由自在に操って、敵から国と国民を守る軍隊であります。 ではありますが、いわゆる軍艦だけではマトモに戦争できないことが多いのは、何処の海軍でも共通の事象でありまして… 特設艦船 近代以前の海軍(スペインやポ […]