2022-05-21 / 最終更新日時 : 2022-05-26 daihonnei 人物 武装司偵の苦闘 大日本帝国陸軍はアメリカ軍が「超空の要塞」こと「B-29」を開発中であるとの情報を得て、「B-29」を迎え撃つべき防空戦闘機が無いことに大きな焦燥を感じていました。 新司偵の高高度性能が 昭和18(1943)年8月、陸軍 […]
2022-05-12 / 最終更新日時 : 2022-05-12 daihonnei 人物 新司偵の系譜 大日本帝国が開発した初の長距離高速偵察機は陸軍の「九七式司令部偵察機」で、制式採用後すぐの昭和12(1937)年8月には支那事変に投入されて大きな成果を挙げました。 メーカーの自由にやらせる 「九七式司令部偵察機」は我が […]
2022-04-07 / 最終更新日時 : 2022-04-05 daihonnei 国防と民間人 大東亜戦争中の機関車 大陸軍国ロシアが隣国への侵攻に失敗しつつあります。その原因にはいろいろあるんでしょうが、補給・輸送の失敗も良く取り上げられるところです。 鉄道は高効率 陸上輸送、それも「そこそこインフラが整ってる」地域では、鉄道の効率が […]
2022-03-17 / 最終更新日時 : 2022-03-18 daihonnei 人物 捕虜はグライダーを飛ばしたか? 好きな戦争映画は?と問われると「大脱走」だと答える方も多いのではないかと存じます。戦闘シーンはほぼありませんが。 年齢にもよりますけど「西部劇」ってジャンルをご存じの世代なら、お判り頂けるんじゃないでしょうか。 大脱走 […]
2022-02-17 / 最終更新日時 : 2022-02-17 daihonnei 帝國海軍 帝国海軍燃料事情・・・松根油 大東亜戦争下の大日本帝国について、「資源が不足する中で人的資源だけは不足してなかった、特攻はその有効利用だった」…などと言う大愚論があります。 大東亜戦争の戦争目的 このようなアフォ論は左側ばかりでなく、コッチ側からも出 […]
2022-02-10 / 最終更新日時 : 2022-02-10 daihonnei 国防と民間人 石油と石炭2~北の大地で石油を~ 大東亜戦争は我が国の生存をかけた「石油確保」のための戦争でありました。その目的は第一段作戦でほぼ達成していたのですが、輸送路確保の意識をクスリにするほども持ち合わせなかった海軍が… 石油は輸入するしかなかったのか? 第二 […]
2022-01-27 / 最終更新日時 : 2022-01-15 daihonnei アメリカ 陸軍の小型舟艇 大正4(1915)年4月の事であります。 第一次世界大戦を戦っていた大英帝国の海軍大臣ウィンストン・チャーチル卿は、ダーダネルス海峡西側のガリポリ半島に敵前上陸し、オスマン帝国の首都イスタンブールを目指す作戦を実施しまし […]
2022-01-20 / 最終更新日時 : 2022-01-20 daihonnei 人物 大日本帝国が育てた?異能の航空機設計者 1910年代後半(大正半ば)、帝国陸・海軍は航空機の設計・製造を民間企業に任せることを選択します。航空機は発達のスピードが速く、官製ではとても世界についていけない、と判断したのだと思われます。 参入した会社 それまで、軍 […]
2021-12-23 / 最終更新日時 : 2021-12-20 daihonnei 人物 プロペラ髭と帝国空軍 大日本帝国陸海軍は明治42(1909)年7月に共同で「臨時軍用気球研究会」を設立し、航空機の研究を開始します。 初代会長 研究会の委員には東京帝大・中央気象台などからも委員を任用して、軍官民の総力を挙げて国産航空機の開発 […]
2021-11-22 / 最終更新日時 : 2021-11-21 daihonnei 帝國海軍 パドルからプロペラへ 1945年、クフ王のピラミッドから巨大な「フネ」が発見されました。全長43メートルもの船で「太陽の船」と呼ばれる事になりました。今から4500年以上前に建造された、世界最古の大型木造船であります。 フネの歴史は長いけど […]
2021-10-07 / 最終更新日時 : 2021-10-04 daihonnei 人物 第四一師団第二三九連隊第二大隊の粘りと降伏 昭和14年6月30日、日支事変の拡大を受けて「歩兵第四一師団」が新設されました。歩兵3個連隊編成のいわゆる警備師団で、この年の10月から第一軍の指揮下で山西省の警備や治安作戦に参加しています。 ニューギニアへ 昭和17年 […]
2021-09-30 / 最終更新日時 : 2021-10-01 daihonnei 帝國陸軍 最後の決は我が任務~歩兵の本領~ 軍歌は良いですよね。 基本的に国民を鼓舞して兵隊さんを勇気付けるモノですから、当時の国民や兵隊さんの雰囲気って言うか気持ちが良く判る。 判ると、ブサヨのいい加減な歴史観に腹が立って来ます。 コッチ側に思えるけど、兵隊さん […]
2021-08-12 / 最終更新日時 : 2021-08-09 daihonnei 人物 未完の大機~忘れられた先進航空企業~ 魅力的な「変態飛行機」を数々産み出したドイツの科学力。戦争を勝利に導くことは出来ませんでしたが、今も私たちの想像力を刺激してくれます。 しかぁし!我が国だって負けちゃあいませんよ。「変態」にあらず、超先進的な戦闘機が実用 […]
2021-07-29 / 最終更新日時 : 2021-07-29 daihonnei 人物 ランチェスターの法則 電脳大本営は「軍事ブログ」でありまして、武器兵器から戦略戦術まで、難癖付けちゃあ喜んでいる質の悪いヤツであります(笑) で、今回は「ランチェスター戦略」をおちょくってみよう、と言うワケです。企業の経営戦略の話じゃありませ […]
2021-07-08 / 最終更新日時 : 2021-07-08 daihonnei 人物 竹槍事件の真相 昭和19年2月23日の朝の事です。配達された「東京日日(現在の毎日)新聞」の朝刊を広げた大日本帝国の国民は、我が目を疑ってしまいます。 竹槍では間に合わぬ この日の侮日新聞(以下、面倒なのでこの表記にします)の一面には驚 […]
2021-06-24 / 最終更新日時 : 2021-06-23 daihonnei 帝國陸軍 大日本帝国陸軍とくりいむレモン 旧陸軍は海軍に比べて封建的・抑圧的な組織であり、科学的な思考も出来ないミリタリー馬鹿の集団、的な論はいまだに左側の人から良く聞かれるところですね。 宣伝下手 電脳大本営では「そうじゃないよ」って何度も説明してきました。 […]
2021-06-03 / 最終更新日時 : 2021-06-03 daihonnei アメリカ 化け猫の系譜その1 アメリカ・グラマン社の艦上戦闘機は「○○キャット」と名付けられて、大日本帝国陸海軍の戦闘機たちの良きライバルとなりました。「F4F」「F6F」「F8F」…あれっ偶数ばっかりじゃん。 ちゃんと作ってたけど 今回も戦後の「ジ […]
2021-05-06 / 最終更新日時 : 2021-05-02 daihonnei 人物 花の旅団2~戦の香り 帝国陸軍それもエリート部隊・近衛師団で冷遇され続けた男が、臨時で旅団長に任命された「二線級旅団」。 兵力不足に悩む大日本帝国にとっては大事な「戦力」であったのですが… 名将此処にあり 梅沢道治少将指揮の近衛後備混成旅団は […]
2021-04-29 / 最終更新日時 : 2021-04-30 daihonnei 人物 花の旅団1~落ちこぼれ旅団長登場 時は明治37(1904)年の10月であります。 大日本帝国陸軍は前月末からの「遼陽会戦」でロシア軍を打ち破り、要衝都市の遼陽を占拠したのですが… やはり国力が もともと大国ロシアと大陸で覇を争うには、少々国力に余裕がなか […]
2021-03-25 / 最終更新日時 : 2021-03-15 daihonnei 人物 「機帆船」の戦い2 昭和前期の国内輸送に大きな役割を果たした機帆船。 「河山丸」という機帆船も、ついに徴用を受けることになったのですが、機関長は「徴兵」で乗務を続けられません。 機関長は下船したけれど 国民すべてが物資不足に苦しんでいる時、 […]