2022-06-17 / 最終更新日時 : 2022-06-16 daihonnei 小艦艇の活躍 駆逐艦「野分」、逃げまくる 駆逐艦とは、フランスが整備を進める小型で敏捷な「水雷艇」から味方の大型艦を防護するため、大英帝国海軍が採用した小型艦でした。 甲型駆逐艦 駆逐艦は安価で使い勝手が良かったため、「水雷艇駆逐」だけではなく、様々な任務に使わ […]
2022-06-02 / 最終更新日時 : 2022-06-10 daihonnei 巡洋艦 軽巡「鬼怒」、レイテ突入成功! 「謎の反転」であっけなく帝国海軍の惨敗に終わった空前絶後の大海戦。 その陰で、栗田艦隊が諦めた「レイテ突入」を成し遂げた小さな艦隊があった事をご存じでしょうか? 五五〇〇トン型 この小艦隊の中心である旧式軽巡洋艦の紹介か […]
2022-04-21 / 最終更新日時 : 2022-04-10 daihonnei アメリカ 最後のささやかな勝利 大東亜戦争末期(昭和19年12月26日)大日本帝国海軍はフィリピン・ミンドロ島に上陸したアメリカ軍に対し、反撃を企図いたしました。礼号作戦(れいごうさくせん)であります。 制空権掌握のため 昭和19(1944)年12月1 […]
2022-03-10 / 最終更新日時 : 2022-03-11 daihonnei 小艦艇の活躍 華の二水戦~旗艦の務め~ 大日本帝国海軍で、「華」とうたわれた部隊。それは最新・最強の戦艦が集う第一艦隊の第一戦隊でもなければ、航空部隊でもなく、「第二水雷戦隊」でありました。 水雷戦隊の誕生 大日本帝国海軍は魚雷(誕生当初は「水雷」と呼ばれてい […]
2022-01-13 / 最終更新日時 : 2021-12-21 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 艦首の話 帝国海軍の数々の優秀な技術は私たちの誇りですが、その中心である「造艦技術」の詳細については、詳しく判りやすく語ったサイトは無いみたいですね。 って事で電脳大本営がチャレンジしてみましょう。 今回の第一弾は「艦首」これで終 […]
2021-12-02 / 最終更新日時 : 2021-12-02 daihonnei 帝國海軍 二等駆逐艦を大事にしていたら 日露戦争に勝利を収め、世界の列強に伍する大海軍に成長した大日本帝国海軍。 戦技はもとより、その建艦技術も世界的に認められるようになり、特に駆逐艦分野では本家ロイヤルネイビーにも一目置かれる存在となっておりました。 100 […]
2021-09-23 / 最終更新日時 : 2021-09-22 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 昭和15年、謎の駆逐艦 昭和15年3月13日、大英帝国海軍の特設巡洋艦「モアトン・ベイ」は大日本帝国の本州沿岸にて哨戒活動を行っていました。 流石ですわ、大英帝国海軍 「モアトン・ベイ」は駿河湾の南に差し掛かっておりました。 仮装巡洋艦といえば […]
2021-09-16 / 最終更新日時 : 2021-09-13 daihonnei 人物 見敵必戦~綾波の場合~ 軍艦には「運命」というモノが付いて回ります。電脳大本営の見るところ、「見敵必戦」の勇者は武運に恵まれます。猪突猛進に見えても戦理にかない、わが身に替えて敵を撃つ、これこそ武勲艦でありましょう。 「艦」だけでは「武勲艦」に […]
2021-07-22 / 最終更新日時 : 2021-07-22 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 魚雷今昔2 シムスさんの有線誘導魚雷はやっぱりダメダメでしたが、魚雷は違う方向へと進歩しておりました。 真っすぐ進むことが大変 魚雷の開発者ホワイトヘッドさんは、その後も魚雷の改良を続けていらっしゃいました。 1870年(明治2年) […]
2021-03-04 / 最終更新日時 : 2021-03-04 daihonnei 帝國海軍 『響』は沈まず~不屈の駆逐艦~ 大日本帝国海軍を代表する幸運艦と言えば、「不沈駆逐艦」こと陽炎型8番艦「雪風」ですね。 雪風の対極にある… お口の悪い方(口汚い儂に言われたら、相当におワルいお口だぞ)は、 「雪風は護衛対象は沈んで、自分だけ帰ってくる『 […]
2021-02-04 / 最終更新日時 : 2021-01-31 daihonnei 対潜艦艇 飯野忠男少佐ラバウルに死す~駆逐艦「皐月」の死闘~ 駆逐艦「皐月」のお話であります。 電脳大本営は、小さくてもあちこち走り回って国を守ったフネが大好きなんです。さらに、何でもいいけど因縁話が好きなんで… 新型ではありません 「皐月(さつき)」は1923年(大正12年)度の […]
2021-01-28 / 最終更新日時 : 2021-01-27 daihonnei 帝國海軍 小さな駆逐艦の躍動 明治38年5月28日、大日本帝国海軍の駆逐艦『漣(さざなみ)』(有名な「特型の漣」ではありません)の駆逐艦長・相羽恒三少佐は迷っていました。 対馬沖の翌日 「漣」と相羽少佐と乗組員たちは、昨日の海戦(帝国連合艦隊vsロシ […]
2020-08-13 / 最終更新日時 : 2020-08-13 daihonnei 人物 殿様も宮様も戦場に2 華族が潜水艦に乗ってたのは判ったけど、さすがに皇族は? いえいえ、大東亜戦争中ではありませんが、日支事変中なら駆逐艦に座乗されて戦場を疾駆なさった皇族がちゃんといらっしゃるのであります。 小艦艇に宮様? その宮様とは、大 […]
2020-07-16 / 最終更新日時 : 2020-06-24 daihonnei 帝國海軍 レスキュー駆逐艦『濱風』 「浜風」とは甲子園名物の強い風のことで、幾多のドラマを生みました。 って、冗談です。私は殆ど高校野球を見ないし、見ても覚えてません。 雪風と同型 ここからは濱の字を使います。 「濱風」は駆逐艦陽炎型(不知火型とも)の13 […]
2020-06-18 / 最終更新日時 : 2020-06-18 daihonnei 小艦艇の活躍 最後のトンボ釣り~駆逐艦「夕風」~ 一流海軍には、裏方仕事に徹する小艦艇がたくさんあるものです。初めから「裏方さん」として生まれた艦もあれば、艦齢が行ってから裏方に回るフネもあり… 誕生 駆逐艦「夕風」は大正7(1918)年計画、大正10年に三菱長崎造船所 […]
2020-05-21 / 最終更新日時 : 2020-05-17 daihonnei アメリカ 雑木林駆逐艦、超高性能駆逐艦を屠る 雑木林、とは大日本帝国海軍の「松型駆逐艦」に奉られたニックネームであります。 量産のために小形・低性能な艦を設計し、テキトーな植物の名前を次々に付けたので別名「雑木林」級。 あわてて造った ところがどうして、このクラスが […]
2019-10-24 / 最終更新日時 : 2019-10-24 daihonnei 人物 帝國海軍は護衛が大嫌い3~バタビア沖に見る護衛軽視 護衛が大嫌いシリーズの1と2では潜水艦の脅威について、「気付けたはずなのに手を打たなかった」って方向から、帝国海軍の護衛嫌いを見ましたが、今回は「護衛する気ないやん」「防護対象を放り出して」って事象を見てみましょう。 順 […]
2019-10-03 / 最終更新日時 : 2019-09-21 daihonnei 帝國海軍 帝國海軍は護衛が大嫌い2 帝國海軍では、佐藤鉄太郎がヨーロッパの戦史を研究して「個々の船舶を護衛するんじゃなくて、海域を確保して通商路を保護するのだ」と考えた事は、「帝國海軍は護衛が大嫌い」の初めに紹介申し上げました。 戦史の大家、佐藤鉄太郎は潜 […]
2019-07-11 / 最終更新日時 : 2020-04-10 daihonnei 帝國海軍 帝国海軍は護衛が大嫌い1 強大だった筈の大日本帝国が、なぜ脆くも敗れ去ったのか?様々な理由があったと思います。いろいろな方が、さまざまな原因を主張されていますし、どれも傾聴に値する所であります。 良く効くクスリは苦いのさ ところがですね、中には「 […]
2018-11-08 / 最終更新日時 : 2018-11-08 daihonnei 人物 その後の「皐月」艦長は 駆逐艦「皐月」と飯野忠雄艦長の英雄譚はコチラの記事でお読みください。今回は飯野少佐のあとを受けた新艦長と「皐月」の運命のお話です。 睦月型駆逐艦「皐月」 帝国海軍は、その「軍馬」とも言える駆逐艦を自分で設計出来ず、長く大 […]