2022-06-17 / 最終更新日時 : 2022-06-16 daihonnei 小艦艇の活躍 駆逐艦「野分」、逃げまくる 駆逐艦とは、フランスが整備を進める小型で敏捷な「水雷艇」から味方の大型艦を防護するため、大英帝国海軍が採用した小型艦でした。 甲型駆逐艦 駆逐艦は安価で使い勝手が良かったため、「水雷艇駆逐」だけではなく、様々な任務に使わ […]
2022-04-28 / 最終更新日時 : 2022-04-28 daihonnei 対潜艦艇 海防艦の奮闘 大日本帝国海軍に海防艦が初めて登場したのは明治31年(1898年)のことでした。 この年、大日本帝国海軍は新たに一等から三等までの「海防艦」という艦種を設けたのです。 海防戦艦 大日本帝国の海防艦の活躍を紹介したいのです […]
2022-03-10 / 最終更新日時 : 2022-03-11 daihonnei 小艦艇の活躍 華の二水戦~旗艦の務め~ 大日本帝国海軍で、「華」とうたわれた部隊。それは最新・最強の戦艦が集う第一艦隊の第一戦隊でもなければ、航空部隊でもなく、「第二水雷戦隊」でありました。 水雷戦隊の誕生 大日本帝国海軍は魚雷(誕生当初は「水雷」と呼ばれてい […]
2022-01-27 / 最終更新日時 : 2022-01-15 daihonnei アメリカ 陸軍の小型舟艇 大正4(1915)年4月の事であります。 第一次世界大戦を戦っていた大英帝国の海軍大臣ウィンストン・チャーチル卿は、ダーダネルス海峡西側のガリポリ半島に敵前上陸し、オスマン帝国の首都イスタンブールを目指す作戦を実施しまし […]
2021-09-16 / 最終更新日時 : 2021-09-13 daihonnei 人物 見敵必戦~綾波の場合~ 軍艦には「運命」というモノが付いて回ります。電脳大本営の見るところ、「見敵必戦」の勇者は武運に恵まれます。猪突猛進に見えても戦理にかない、わが身に替えて敵を撃つ、これこそ武勲艦でありましょう。 「艦」だけでは「武勲艦」に […]
2021-07-15 / 最終更新日時 : 2021-06-20 daihonnei ロシア 魚雷今昔1 明治28年2月4日深夜のことであります。 清国北洋艦隊が潜む極寒の威海衛軍港に、我が連合艦隊の水雷艇隊が侵入。世界初(たぶん、ですけどね)の本格的な魚雷戦を敢行したのでありました。 敵軍港に殴り込み 前年の黄海海戦(明治 […]
2021-05-27 / 最終更新日時 : 2021-05-28 daihonnei 人物 伊47潜水艦の奇跡 昭和19年も暮れようか、と言う12月30日の夜のことであります。 大日本帝国海軍の誇る丙型(伊16型)潜水艦「伊47」はニューギニア島北岸・フンボルト湾の敵艦隊攻撃を策して行動中でありました。 回天母艦 伊47潜水艦は8 […]
2021-03-25 / 最終更新日時 : 2021-03-15 daihonnei 人物 「機帆船」の戦い2 昭和前期の国内輸送に大きな役割を果たした機帆船。 「河山丸」という機帆船も、ついに徴用を受けることになったのですが、機関長は「徴兵」で乗務を続けられません。 機関長は下船したけれど 国民すべてが物資不足に苦しんでいる時、 […]
2021-02-11 / 最終更新日時 : 2021-02-09 daihonnei 人物 目立たない功績7~標的艦たちの生涯~ 軍艦の砲撃というものは当たらないモノでした。 敵は動き回るし波で揺れるし、そもそも発射する側だって安定してませんから。 最初の標的艦 だから、東郷平八郎は大敵に接近戦を挑み、手数も増やして(速射砲重視)完勝しました。もち […]
2020-10-29 / 最終更新日時 : 2020-10-30 daihonnei 人物 甲標的戦記4~防衛~ 初めて生還者を出したものの、艇の方は使い捨てになってしまい、低調になった「甲標的」によるガダルカナル増援阻止。 「丙型」の登場で、風向きが変わりました。 ココまでのお話は一話目・二話目・三話目です。 防衛用途に ガダルカ […]
2020-10-22 / 最終更新日時 : 2020-10-24 daihonnei 人物 甲標的戦記3~生還~ シドニーとディエゴ・スアレスに対する攻撃で、ついに戦果を挙げた「甲標的」 しかし、搭乗員と関係者の努力も空しく、生還者はいませんでした。 ココまでのお話は一話目・二話目 戦勢傾く 昭和17(1942)年8月7日の午前4時 […]
2020-10-15 / 最終更新日時 : 2021-05-28 daihonnei 人物 甲標的戦記2~第二次攻撃~ 洋上で敵の主力艦を雷撃するために誕生した「甲標的」 潜水艦に搭載されて、真珠湾攻撃に参加しましたが、全艇が未帰還となってしまいました。 ココまでのお話は「甲標的戦記1」で 戦艦1隻撃沈? 真珠湾攻撃に参加した5艇の甲標的 […]
2020-10-08 / 最終更新日時 : 2020-10-24 daihonnei 人物 甲標的戦記1~真珠湾へ~ 大日本帝国海軍は日露戦争後、営々と準備してきた「漸減邀撃構想」を何故か放棄し、ハワイへの奇襲攻撃からアメリカとの大戦争を始めてしまいました。 硬直化していた? 漸減邀撃構想、漸減作戦でも良いんですけど、ってのは皆さんご存 […]
2020-08-13 / 最終更新日時 : 2020-08-13 daihonnei 人物 殿様も宮様も戦場に2 華族が潜水艦に乗ってたのは判ったけど、さすがに皇族は? いえいえ、大東亜戦争中ではありませんが、日支事変中なら駆逐艦に座乗されて戦場を疾駆なさった皇族がちゃんといらっしゃるのであります。 小艦艇に宮様? その宮様とは、大 […]
2020-08-06 / 最終更新日時 : 2020-08-13 daihonnei 人物 殿様も宮様も戦場に 1 華族編 大日本帝国の男性の皇族は陸軍か海軍に入ることが「義務」でした。 たとえば、コチラ側の「ちょっとお笑い担当論客」の竹田恒泰氏のお祖父ちゃん(竹田宮恒徳王)は陸軍中佐でした。 実戦に… 「皇族男子はすべからく軍人たるべし」 […]
2020-07-30 / 最終更新日時 : 2021-10-03 daihonnei アメリカ 鹵獲駆逐艦の運命 「鹵獲」って、なんとも魅力的な言葉じゃないですか(笑) wikiには、『鹵獲(ろかく)は、戦地などで敵対勢力の装備品や補給物資を奪うこと。』とありますな。 枢軸国は良く使った… 大東亜戦争を含む第二次大戦では、とくに枢軸 […]
2020-07-09 / 最終更新日時 : 2020-07-06 daihonnei 国防と民間人 特設運送船の勝利 海軍とは軍艦を自由自在に操って、敵から国と国民を守る軍隊であります。 ではありますが、いわゆる軍艦だけではマトモに戦争できないことが多いのは、何処の海軍でも共通の事象でありまして… 特設艦船 近代以前の海軍(スペインやポ […]
2020-06-18 / 最終更新日時 : 2020-06-18 daihonnei 小艦艇の活躍 最後のトンボ釣り~駆逐艦「夕風」~ 一流海軍には、裏方仕事に徹する小艦艇がたくさんあるものです。初めから「裏方さん」として生まれた艦もあれば、艦齢が行ってから裏方に回るフネもあり… 誕生 駆逐艦「夕風」は大正7(1918)年計画、大正10年に三菱長崎造船所 […]
2020-05-21 / 最終更新日時 : 2020-05-17 daihonnei アメリカ 雑木林駆逐艦、超高性能駆逐艦を屠る 雑木林、とは大日本帝国海軍の「松型駆逐艦」に奉られたニックネームであります。 量産のために小形・低性能な艦を設計し、テキトーな植物の名前を次々に付けたので別名「雑木林」級。 あわてて造った ところがどうして、このクラスが […]
2020-04-16 / 最終更新日時 : 2020-04-17 daihonnei アメリカ 目立たない功績3~二等輸送艦と予備艦長~ 海軍の「戦力」は航空母艦や戦艦だけではありません。 第二次大戦で戦ったどの海軍でも、最も奮戦した艦種は駆逐艦だ、とはよく言われることです。 発想は我が軍 電脳大本営も同じように思いますが、駆逐艦よりもっと小さな、「○○海 […]