2020-05-28 / 最終更新日時 : 2020-05-28 daihonnei 人物 陸軍雷撃隊~誕生~ 陸軍の航空隊は大陸での航空作戦を本務としていて、洋上で敵艦船を攻撃する必要などありませんでしたし、その気もなく、もちろん洋上航法などの能力も持っていませんでした。 それでも… 海軍の指揮下に入っても 「魚雷を下さい」と言 […]
2020-03-05 / 最終更新日時 : 2020-03-05 daihonnei アメリカ ホワイトフリート、太平洋へ 明治40(1907)年12月、バージニア州ハンプトン・ローズを出港したアメリカ艦隊は大西洋を一路南下、チリ海軍の艦艇に先導されて「難所」のマゼラン海峡を通過いたします。此処までのお話はコチラ 大艦隊は太平洋に姿を現したの […]
2020-02-27 / 最終更新日時 : 2020-02-26 daihonnei アメリカ 白船来寇in1908(明治41年) 明治41(1908)年、日露の大戦争に見事な勝利を収めて3年後のことであります。 大日本帝国は再び国家存亡の秋(とき)を迎えていたのでございます。 太平洋にアメリカ艦隊無し? 日露戦争後、日米関係は悪化し始めておりました […]
2020-01-23 / 最終更新日時 : 2020-01-22 daihonnei 人物 徴兵制の真実 私は日本には徴兵制が必要だと思っています。何度も申し上げてるんですが、ほとんどご賛同を頂けません(笑)。 それは戦前の「徴兵」が反日主義者どもによって、大きな誤解のもとに語られてるせいじゃないかな?と思うんですよ。 兵役 […]
2019-10-24 / 最終更新日時 : 2019-10-24 daihonnei 人物 帝國海軍は護衛が大嫌い3~バタビア沖に見る護衛軽視 護衛が大嫌いシリーズの1と2では潜水艦の脅威について、「気付けたはずなのに手を打たなかった」って方向から、帝国海軍の護衛嫌いを見ましたが、今回は「護衛する気ないやん」「防護対象を放り出して」って事象を見てみましょう。 順 […]
2019-10-10 / 最終更新日時 : 2019-10-10 daihonnei 人物 女性が戦うってこと 大日本帝国は大東亜戦争に総力を注ぎ込みました。 総力ってことは、女性も戦ってくれてたんですね。男どもが出征したあとの産業を支えるって形で。 近代化と女性 大東亜戦争になる前から、大日本帝国では女性も様々なところで働いてい […]
2019-09-26 / 最終更新日時 : 2019-09-26 daihonnei 人物 北の都・北の守り 明治10年代~20年代に、帝国政府内で検討された「北京」構想をご存知の方はいらっしゃるでしょうか?「ぺきん」ではありませんよ、「ほくきょう(ほっきょう)」と読んで頂きたいのです。 旭川遷都? 明治2年5月、函館は五稜郭に […]
2019-08-29 / 最終更新日時 : 2019-08-29 daihonnei 人物 帝国海軍の情報戦~インテリジェンスとインフォメーション~ 北朝鮮が弾道弾を我がEEZに打ち込み、核実験にも成功して、ミサイル搭載が可能になったと主張し始めてずいぶんになります。 「嘘つきを名誉なことと誤解しているお国」の言うことですから、マトモに聞くことは出来ませんが、放ってお […]
2019-04-04 / 最終更新日時 : 2019-04-04 daihonnei 人物 もう一人の東郷 日露戦争では多くのロシア将兵がわが国の捕虜になりました。 わが国は国際法に定められた以上の待遇でロシア将兵を扱い、ついには敗北したロシア兵は「マツヤマ」(松山収容所が最も有名だったので)と叫びながら投降した、と言われるほ […]
2019-03-28 / 最終更新日時 : 2019-03-28 daihonnei 人物 杉野はいずこ~満洲であります!~ 「旅順港閉塞作戦」は失敗に終わりましたが、帝国海軍は「軍神」を一人産み出し、「目的外」の艦隊決戦にも勝利して世界の大海軍へと成長していきます。 満洲は誰のモノ? 広瀬武夫少佐は、その勇気ある行動から戦死後中佐に進級し「軍 […]
2019-02-28 / 最終更新日時 : 2019-02-28 daihonnei 人物 東條英機をやり込めた少将 川島四郎という「軍人」をご存じでしょうか? 軍人にカギ括弧を付けましたのは、この人が戦後は栄養学の権威として活躍し、数々の著作もあるお方であるからです。 エピソード満載の方 川島四郎さんは大正7年に陸軍経理学校を卒業(1 […]
2019-02-14 / 最終更新日時 : 2019-02-14 daihonnei 人物 近衛公、皇国の臣民をなめてはいけませんぞ 昭和12年の8月から、時の近衛文麿内閣は「国民精神総動員」運動を大々的に開始いたします。当時も戦後も今だって、国民受けのしない運動ですね。政府を挙げて推進したのに大きな効果もなく消え去ってしまいました。 自由闊達な戦前社 […]
2019-01-17 / 最終更新日時 : 2019-01-17 daihonnei 人物 地上に落ちても、暗黒面には堕ちないエース 颯爽と戦場を往来し、傷つきながらも勇敢に戦い続ける。一度は倒れても、戦傷を克服してふたたび強大な敵に立ち向かっていく・・・ 圧倒的な「強者」も私たちを魅了しますが、粘り強くどこまでも戦い続ける戦士もまた国を守るためには大 […]
2018-11-28 / 最終更新日時 : 2018-11-28 daihonnei 人物 帝都防空隊3 「近衛飛行隊」も3話目になりました。かなり取り散らかした話になってますが、もう一話だけお付き合いください。 移動中の空戦 制号作戦(航空総軍司令官の指揮下で残された戦闘機部隊全てを一元的に運用し、来襲する敵大型機を捕捉撃 […]
2018-11-22 / 最終更新日時 : 2018-11-22 daihonnei 人物 帝都防空隊2 「近衛飛行隊」の帝都防空の奮闘を、戦隊長・小林照彦少佐を中心にもう一度辿ってみましょう。帝都防空隊の1はコチラから 迎撃は禁止されたけど 昭和19年の11月、飛行第244戦隊の戦隊長は初代の泊重愛少佐から村岡信一少佐・藤 […]
2018-11-15 / 最終更新日時 : 2018-11-15 daihonnei 人物 帝都防空隊1~近衛飛行隊~ 「近衛」というと、我が国では天皇陛下を警衛奉る直属の兵隊さん(近衛兵)やその軍団を指します。国によっては親衛隊なんて呼ばれる事もありますね。大統領警護隊、なんてぇのもありましたね。 防空戦闘機隊 今回は「近衛飛行隊」を名 […]
2018-08-02 / 最終更新日時 : 2018-08-02 daihonnei 人物 開戦前夜、東條英機は昂っていたのか? 2018年の7月23日付け読売新聞1面のトップ記事は「東条 開戦前夜の高揚」という大見出しでありました。東条総理が当時の内務次官に語った言葉が、メモとして残っていた!と言う内容なんですが。 記事引用 私は読んだ瞬間に違和 […]
2018-02-09 / 最終更新日時 : 2018-02-09 daihonnei 人物 「疾風」と「烈風」6~失敗作~ 一七試艦上戦闘機(A7M1=烈風)の試作第一号機は、開発開始から2年も掛かって昭和19年4月に完成、5月に初飛行して直ちに試験飛行に移りました。 ぜんぜん駄目じゃん 操縦性・安定性・視界・離着陸性能には一切問題ナシ。さす […]
2018-01-04 / 最終更新日時 : 2018-01-04 daihonnei アメリカ 高千穂空挺隊の最後 大日本帝国の陸海軍は盟邦ドイツの空挺部隊(降下猟兵)の活躍に大いに刺激されました。 大損害を出してたのに ドイツの降下猟兵部隊は、1940年のデンマーク攻略に活躍しましたが、ノルウェイ侵攻ではドンボス村の戦いなど弱小?ノ […]
2017-12-14 / 最終更新日時 : 2017-12-14 daihonnei 人物 「疾風」と「烈風」4 「疾風」と「烈風」3では、大東亜決戦機「疾風」が整備さえちゃんとできれば、米軍機に負けない戦闘力を持っていた事を紹介申し上げました。今回は、そのデビュー戦を少し詳しく見てみましょう。 テストパイロット・岩橋譲三 支那大陸 […]