2021-02-11 / 最終更新日時 : 2021-02-09 daihonnei 人物 目立たない功績7~標的艦たちの生涯~ 軍艦の砲撃というものは当たらないモノでした。 敵は動き回るし波で揺れるし、そもそも発射する側だって安定してませんから。 最初の標的艦 だから、東郷平八郎は大敵に接近戦を挑み、手数も増やして(速射砲重視)完勝しました。もち […]
2021-02-04 / 最終更新日時 : 2021-01-31 daihonnei 対潜艦艇 飯野忠男少佐ラバウルに死す~駆逐艦「皐月」の死闘~ 駆逐艦「皐月」のお話であります。 電脳大本営は、小さくてもあちこち走り回って国を守ったフネが大好きなんです。さらに、何でもいいけど因縁話が好きなんで… 新型ではありません 「皐月(さつき)」は1923年(大正12年)度の […]
2021-01-28 / 最終更新日時 : 2021-01-27 daihonnei 帝國海軍 小さな駆逐艦の躍動 明治38年5月28日、大日本帝国海軍の駆逐艦『漣(さざなみ)』(有名な「特型の漣」ではありません)の駆逐艦長・相羽恒三少佐は迷っていました。 対馬沖の翌日 「漣」と相羽少佐と乗組員たちは、昨日の海戦(帝国連合艦隊vsロシ […]
2020-10-29 / 最終更新日時 : 2020-10-30 daihonnei 人物 甲標的戦記4~防衛~ 初めて生還者を出したものの、艇の方は使い捨てになってしまい、低調になった「甲標的」によるガダルカナル増援阻止。 「丙型」の登場で、風向きが変わりました。 ココまでのお話は一話目・二話目・三話目です。 防衛用途に ガダルカ […]
2020-10-15 / 最終更新日時 : 2021-05-28 daihonnei 人物 甲標的戦記2~第二次攻撃~ 洋上で敵の主力艦を雷撃するために誕生した「甲標的」 潜水艦に搭載されて、真珠湾攻撃に参加しましたが、全艇が未帰還となってしまいました。 ココまでのお話は「甲標的戦記1」で 戦艦1隻撃沈? 真珠湾攻撃に参加した5艇の甲標的 […]
2020-10-08 / 最終更新日時 : 2020-10-24 daihonnei 人物 甲標的戦記1~真珠湾へ~ 大日本帝国海軍は日露戦争後、営々と準備してきた「漸減邀撃構想」を何故か放棄し、ハワイへの奇襲攻撃からアメリカとの大戦争を始めてしまいました。 硬直化していた? 漸減邀撃構想、漸減作戦でも良いんですけど、ってのは皆さんご存 […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2020-09-19 daihonnei 人物 佐久間艇長の真実2~水中高速潜~ 世界の海軍が「サブマリナーのお手本」とした第六潜水艇の佐久間艇長と乗員たち。 しかし、そこには幾つもの大きなミスが積み重なっていたのでした。 そもそもエンジン稼動のまま潜るって 第六潜水艇の単独訓練は当時としては異例であ […]
2020-09-24 / 最終更新日時 : 2020-09-24 daihonnei 人物 佐久間艇長の真実1~事故~ 1905年5月15日、旅順港を閉鎖中の我が戦艦「富士」と「八島」があいついで触雷・沈没。 連合艦隊は主力戦艦6隻のうち2隻を一日にして失う惨事にみまわれる事となりました。 新兵器・潜水艦 聨合艦隊司令長官・東郷平八郎はこ […]
2020-08-20 / 最終更新日時 : 2020-08-20 daihonnei 国防と民間人 従軍看護婦さんと褌の話 大東亜戦争の開戦が視野に入ってくると、兵隊さんだけではなく、国民各層が広く直接国防のために働くようになります。女性も例外ではありませんでした。 こう言うのを「従軍」というのだ 一般の人が、仕事で軍隊と行動を共にしたり、軍 […]
2020-08-13 / 最終更新日時 : 2020-08-13 daihonnei 人物 殿様も宮様も戦場に2 華族が潜水艦に乗ってたのは判ったけど、さすがに皇族は? いえいえ、大東亜戦争中ではありませんが、日支事変中なら駆逐艦に座乗されて戦場を疾駆なさった皇族がちゃんといらっしゃるのであります。 小艦艇に宮様? その宮様とは、大 […]
2020-08-06 / 最終更新日時 : 2020-08-13 daihonnei 人物 殿様も宮様も戦場に 1 華族編 大日本帝国の男性の皇族は陸軍か海軍に入ることが「義務」でした。 たとえば、コチラ側の「ちょっとお笑い担当論客」の竹田恒泰氏のお祖父ちゃん(竹田宮恒徳王)は陸軍中佐でした。 実戦に… 「皇族男子はすべからく軍人たるべし」 […]
2020-07-23 / 最終更新日時 : 2020-07-15 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 九五式水上偵察機~ドイツ仮装巡洋艦にも搭載された名機~ 大日本帝国海軍の水上機と言えば、「二式大艇」などの飛行艇や「二式水戦」「強風」といった戦闘機? いやいや、やっぱり本命は「偵察機」ですよね。 偵察機の近代化 昭和8年、それまで使っていた九〇式水上偵察機(輸入した米国機の […]
2020-07-16 / 最終更新日時 : 2020-06-24 daihonnei 帝國海軍 レスキュー駆逐艦『濱風』 「浜風」とは甲子園名物の強い風のことで、幾多のドラマを生みました。 って、冗談です。私は殆ど高校野球を見ないし、見ても覚えてません。 雪風と同型 ここからは濱の字を使います。 「濱風」は駆逐艦陽炎型(不知火型とも)の13 […]
2020-06-25 / 最終更新日時 : 2020-07-02 daihonnei China・Koreaの悪行 出撃!日本国輸送艦隊その1 大日本帝国は存亡をかけた大戦争に敗北を喫し、日本国と名乗りを変えました。 朝鮮戦争勃発 大日本帝国が嫌々併合してやり、人並みの生活が出来るようにしてやった超汚染半島は、勝手に独立しておりました。 一つではなく、二つであり […]
2020-06-18 / 最終更新日時 : 2020-06-18 daihonnei 小艦艇の活躍 最後のトンボ釣り~駆逐艦「夕風」~ 一流海軍には、裏方仕事に徹する小艦艇がたくさんあるものです。初めから「裏方さん」として生まれた艦もあれば、艦齢が行ってから裏方に回るフネもあり… 誕生 駆逐艦「夕風」は大正7(1918)年計画、大正10年に三菱長崎造船所 […]
2020-05-21 / 最終更新日時 : 2020-05-17 daihonnei アメリカ 雑木林駆逐艦、超高性能駆逐艦を屠る 雑木林、とは大日本帝国海軍の「松型駆逐艦」に奉られたニックネームであります。 量産のために小形・低性能な艦を設計し、テキトーな植物の名前を次々に付けたので別名「雑木林」級。 あわてて造った ところがどうして、このクラスが […]
2020-05-14 / 最終更新日時 : 2020-05-15 daihonnei ロシア ロシアの英雄艦2~戦争は外交の延長~ ロシア皇帝の方針で38度線より北じゃないと軍事行動できないのに、南の仁川に配置され、極東総督の無理解によって大日本帝国陸軍の上陸を攻撃できず、ロシア公使の見栄で港内から脱出できなかった巡洋艦「ヴァリヤーグ」と乗組員の運命 […]
2020-05-07 / 最終更新日時 : 2020-05-14 daihonnei ロシア ロシアの英雄艦1 日露戦争の口火を切った仁川沖海戦。結果を見れば大日本帝国海軍の完勝だったのですが、ロシア側にも一隻の「ヒロイン」が産まれました。 宣戦布告前の攻撃 仁川沖の海戦は、Wikiによれば 『(1904年)2月8日午後、仁川港に […]
2020-04-30 / 最終更新日時 : 2020-04-30 daihonnei 国防と民間人 目立たない功績5~陸軍特殊輸送船、南氷洋に散る~ この記事は陸軍の輸送船を紹介させていただいておりますが、後半では戦後の食糧難に立ち向かった「捕鯨」での悲劇を題材にしています。 陸軍の方がはるかに先を 海軍が建造した一等輸送艦は「大発」を艦尾から泛水させることによって、 […]
2020-04-23 / 最終更新日時 : 2020-04-23 daihonnei 帝國海軍 目立たない功績4~海軍とクレーン~ 「目立たない功績シリーズ」が好評を頂いてるので、ある「クレーン船」も紹介申し上げたいのですが、あまりにもネタ量が少ない。 普通のクレーンでちょっと水増しさせていただきます。 造るときも直す時もクレーンは必要です 軍艦に限 […]