2022-06-02 / 最終更新日時 : 2022-06-10 daihonnei 巡洋艦 軽巡「鬼怒」、レイテ突入成功! 「謎の反転」であっけなく帝国海軍の惨敗に終わった空前絶後の大海戦。 その陰で、栗田艦隊が諦めた「レイテ突入」を成し遂げた小さな艦隊があった事をご存じでしょうか? 五五〇〇トン型 この小艦隊の中心である旧式軽巡洋艦の紹介か […]
2022-04-21 / 最終更新日時 : 2022-04-10 daihonnei アメリカ 最後のささやかな勝利 大東亜戦争末期(昭和19年12月26日)大日本帝国海軍はフィリピン・ミンドロ島に上陸したアメリカ軍に対し、反撃を企図いたしました。礼号作戦(れいごうさくせん)であります。 制空権掌握のため 昭和19(1944)年12月1 […]
2022-03-10 / 最終更新日時 : 2022-03-11 daihonnei 小艦艇の活躍 華の二水戦~旗艦の務め~ 大日本帝国海軍で、「華」とうたわれた部隊。それは最新・最強の戦艦が集う第一艦隊の第一戦隊でもなければ、航空部隊でもなく、「第二水雷戦隊」でありました。 水雷戦隊の誕生 大日本帝国海軍は魚雷(誕生当初は「水雷」と呼ばれてい […]
2022-01-13 / 最終更新日時 : 2021-12-21 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 艦首の話 帝国海軍の数々の優秀な技術は私たちの誇りですが、その中心である「造艦技術」の詳細については、詳しく判りやすく語ったサイトは無いみたいですね。 って事で電脳大本営がチャレンジしてみましょう。 今回の第一弾は「艦首」これで終 […]
2021-09-09 / 最終更新日時 : 2021-09-07 daihonnei 巡洋艦 重雷装艦「大井」ひっそりと沈む 「軽巡洋艦」と言う艦種は軍縮条約で、つまり机の上で作り出された艦種であります。 それまでは予算の制約や、海面の状況(島嶼が多いとか)で戦艦などを使えないときのために用意されていた少しちっちゃい「主力艦」であり、植民地警備 […]
2021-08-26 / 最終更新日時 : 2021-08-26 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 国産巡洋艦「秋津洲」の誕生 明治27(1894)年の日清戦争を前に、帝国海軍は着々と戦力の整備を進めていました。特に意識されたのは清国がドイツに注文して建造した2隻の巨艦、「定遠」と「鎮遠」でありました。 フランス式 「定遠」と「鎮遠」はドイツのフ […]
2020-05-14 / 最終更新日時 : 2020-05-15 daihonnei ロシア ロシアの英雄艦2~戦争は外交の延長~ ロシア皇帝の方針で38度線より北じゃないと軍事行動できないのに、南の仁川に配置され、極東総督の無理解によって大日本帝国陸軍の上陸を攻撃できず、ロシア公使の見栄で港内から脱出できなかった巡洋艦「ヴァリヤーグ」と乗組員の運命 […]
2020-05-07 / 最終更新日時 : 2020-05-14 daihonnei ロシア ロシアの英雄艦1 日露戦争の口火を切った仁川沖海戦。結果を見れば大日本帝国海軍の完勝だったのですが、ロシア側にも一隻の「ヒロイン」が産まれました。 宣戦布告前の攻撃 仁川沖の海戦は、Wikiによれば 『(1904年)2月8日午後、仁川港に […]
2020-03-19 / 最終更新日時 : 2020-03-19 daihonnei 伊太利 あっちこっち通報艦 私の大好きな軍艦のジャンルに「通報艦」ってのがありまして。 無線電信が各国の海軍で採用されるまで、「艦と艦と間」や「艦と陸上の間」で命令や報告の伝達を担当しておりました。 姉川 大日本帝国海軍も、もちろん「通報艦」を持っ […]
2019-10-24 / 最終更新日時 : 2019-10-24 daihonnei 人物 帝國海軍は護衛が大嫌い3~バタビア沖に見る護衛軽視 護衛が大嫌いシリーズの1と2では潜水艦の脅威について、「気付けたはずなのに手を打たなかった」って方向から、帝国海軍の護衛嫌いを見ましたが、今回は「護衛する気ないやん」「防護対象を放り出して」って事象を見てみましょう。 順 […]
2018-10-12 / 最終更新日時 : 2021-06-06 daihonnei 人物 帝国海軍の砲術専門家 「大日本帝国海軍の大砲の命中率はアメリカ海軍の3倍」と言う説をご存じでしょうか? 「砲術の大家」で戦艦「大和」の初代副長や重巡「利根」の艦長を歴任した黛治夫大佐が元ネタみたいなんですけど。 略歴 はい、今回はこの人を中心 […]
2018-04-19 / 最終更新日時 : 2018-04-19 daihonnei アメリカ 5500トン級軽巡「五十鈴」の変身 5500トン級軽巡とは、大日本帝国日本海軍が大正半ばに建造した軽巡洋艦シリーズの通称です。このシリーズのフネは既に「鬼怒」を紹介させて頂いています。記事はコチラ シリーズ構成 「5500トン級」と一口で言っても14隻も作 […]
2017-04-30 / 最終更新日時 : 2017-04-30 daihonnei 巡洋艦 重巡「熊野」の最期2 サマール沖で無念にもアメリカ駆逐艦の魚雷を喰らって、空母を追えなくなってしまった重巡「熊野」。 過酷な戦争は、傷ついた彼女をさらに追い詰めてまいります。 応急修理 「熊野」は連合艦隊から「マニラで応急修理を実施し、内地に […]
2017-04-28 / 最終更新日時 : 2017-04-30 daihonnei 巡洋艦 重巡「熊野」の最期1 海軍は大小さまざまな艦艇でその戦力を構成しています。その中でも重巡洋艦に心惹かれるネービーファンは多いでしょう。もっとも均整の取れた美しさの中に秘めた破壊力と耐弾性能。水兵ゴコロを刺激して止みません。 重巡はお好き? 「 […]
2017-04-09 / 最終更新日時 : 2017-04-13 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 報国丸と愛国丸とコルモラン 大日本帝国は「海運帝国」でもありました。政府の海運増強策と日清・日露の両戦争での特需をきっかけに、早くも明治末から大正初期にかけて、日本の海運業は世界の一流海運国に伍する地位を確立していました。 優秀船舶建造助成施設 我 […]
2016-07-01 / 最終更新日時 : 2018-10-13 daihonnei 人物 日本海海戦で戦ったピアノ 20世紀になってすぐの、古いお話であります。 アルゼンチンは隣国チリと対立してしまったため、海軍力を強化する必要に迫られていました。そこで思いついたのが自国艦隊の主力「ヘネラル・ガリバルディ級装甲巡洋艦」でした。 イタリ […]
2016-04-20 / 最終更新日時 : 2016-05-04 daihonnei 巡洋艦 軍艦妙高案内 「軍艦妙髙案内」という建造当時の謄写印刷文書をネット上で発見しました。 元は謄写版の艦内見学者に配るPR文書だったようです。 ここから、水兵さんの日常生活が少しは判るんじゃないか?と思います。 電脳大本営的「重巡妙高」案 […]
2015-10-16 / 最終更新日時 : 2021-11-28 daihonnei アメリカ 小艦巨砲(笑)? 「砲艦外交」と言う言葉がありましたね。 支えたのは大艦巨砲いわゆる「主力艦」の群れ。 デカい船体に巨大な大砲を積んで分厚い装甲をまとった恐竜です。 じゃあ、小さいカラダに大きな大砲の艦はなかったんだろうか?と言う電脳大本 […]
2015-09-06 / 最終更新日時 : 2015-10-06 daihonnei 巡洋艦 ヘリ搭載護衛艦「いずも」と装甲巡洋艦「出雲」 「いずも」だけでは気づかなかったんですが、「かが」と並べて見て判った、日本国海軍(ただいま海上自衛隊と仮称中)の気高きネーミング・センスのお話です。 「かが」と「加賀」も併せてごらんいただくと幸いです。 「加賀」のデビュ […]