2021-11-22 / 最終更新日時 : 2021-11-21 daihonnei 帝國海軍 パドルからプロペラへ 1945年、クフ王のピラミッドから巨大な「フネ」が発見されました。全長43メートルもの船で「太陽の船」と呼ばれる事になりました。今から4500年以上前に建造された、世界最古の大型木造船であります。 フネの歴史は長いけど […]
2021-10-22 / 最終更新日時 : 2021-10-29 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 幕末の主砲、その名はアームストロング 今回は電脳大本営の守備範囲をはるかに遡る幕末の話。 いつか書きたかったんですよね、だって、アームストロング砲って司馬遼太郎大先生に言わせたら「近代日本を創った」ぐらいのモンじゃないですか。 軍事を好むもの、一度は書かなき […]
2021-10-14 / 最終更新日時 : 2021-10-28 daihonnei 帝國海軍 かくれた万能傑作機「瑞雲」 大日本帝国海軍の「零式航空機」は傑作ぞろいでした。 おなじみ零式戦闘機ばかりじゃなく、零式観測機・零式水上偵察機・零式小型水上機などなど。 傑作続きの水上機 あれっ?零戦以外は水上機ばっかりじゃん。 海軍の […]
2021-09-23 / 最終更新日時 : 2021-09-22 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 昭和15年、謎の駆逐艦 昭和15年3月13日、大英帝国海軍の特設巡洋艦「モアトン・ベイ」は大日本帝国の本州沿岸にて哨戒活動を行っていました。 流石ですわ、大英帝国海軍 「モアトン・ベイ」は駿河湾の南に差し掛かっておりました。 仮装巡洋艦といえば […]
2021-09-16 / 最終更新日時 : 2021-09-13 daihonnei 人物 見敵必戦~綾波の場合~ 軍艦には「運命」というモノが付いて回ります。電脳大本営の見るところ、「見敵必戦」の勇者は武運に恵まれます。猪突猛進に見えても戦理にかない、わが身に替えて敵を撃つ、これこそ武勲艦でありましょう。 「艦」だけでは「武勲艦」に […]
2021-09-09 / 最終更新日時 : 2021-09-07 daihonnei 巡洋艦 重雷装艦「大井」ひっそりと沈む 「軽巡洋艦」と言う艦種は軍縮条約で、つまり机の上で作り出された艦種であります。 それまでは予算の制約や、海面の状況(島嶼が多いとか)で戦艦などを使えないときのために用意されていた少しちっちゃい「主力艦」であり、植民地警備 […]
2021-08-26 / 最終更新日時 : 2021-08-26 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 国産巡洋艦「秋津洲」の誕生 明治27(1894)年の日清戦争を前に、帝国海軍は着々と戦力の整備を進めていました。特に意識されたのは清国がドイツに注文して建造した2隻の巨艦、「定遠」と「鎮遠」でありました。 フランス式 「定遠」と「鎮遠」はドイツのフ […]
2021-08-19 / 最終更新日時 : 2021-08-19 daihonnei 帝國海軍 巡潜乙型の奮闘 大日本帝国海軍と言えば潜水艦…でもないか。 でも、儂も含めて潜水艦好きの方は多いし(儂の場合はどっちかっていうと「潜水艦乗り」好きだけど)、帝国海軍の潜水艦技術は確かに大型化の部分では優秀だったし。 東は守らなくて良かっ […]
2021-08-05 / 最終更新日時 : 2021-08-05 daihonnei アメリカ 呂100型の悲劇 大日本帝国海軍は昭和16(1941)年、来たるべきアメリカ合衆国との戦争で、広大な太平洋に散らばる領土である「離島」を防衛するための小型潜水艦を建造することを決意いたしました。これが「呂100型」潜水艦であります。 全艦 […]
2021-07-22 / 最終更新日時 : 2021-07-22 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 魚雷今昔2 シムスさんの有線誘導魚雷はやっぱりダメダメでしたが、魚雷は違う方向へと進歩しておりました。 真っすぐ進むことが大変 魚雷の開発者ホワイトヘッドさんは、その後も魚雷の改良を続けていらっしゃいました。 1870年(明治2年) […]
2021-07-15 / 最終更新日時 : 2021-06-20 daihonnei ロシア 魚雷今昔1 明治28年2月4日深夜のことであります。 清国北洋艦隊が潜む極寒の威海衛軍港に、我が連合艦隊の水雷艇隊が侵入。世界初(たぶん、ですけどね)の本格的な魚雷戦を敢行したのでありました。 敵軍港に殴り込み 前年の黄海海戦(明治 […]
2021-07-08 / 最終更新日時 : 2021-07-08 daihonnei 人物 竹槍事件の真相 昭和19年2月23日の朝の事です。配達された「東京日日(現在の毎日)新聞」の朝刊を広げた大日本帝国の国民は、我が目を疑ってしまいます。 竹槍では間に合わぬ この日の侮日新聞(以下、面倒なのでこの表記にします)の一面には驚 […]
2021-06-17 / 最終更新日時 : 2021-05-30 daihonnei アメリカ オレンジ計画異聞 第一次大戦が終わると、アメリカ海軍は「オレンジ計画」と呼ばれる、次に来るであろう大日本帝国との戦争計画を立案しました。 この「計画」はその裏側である軍種の確立に密接に関わっていた、というお話であります。 海兵隊の誕生 「 […]
2021-06-03 / 最終更新日時 : 2021-06-03 daihonnei アメリカ 化け猫の系譜その1 アメリカ・グラマン社の艦上戦闘機は「○○キャット」と名付けられて、大日本帝国陸海軍の戦闘機たちの良きライバルとなりました。「F4F」「F6F」「F8F」…あれっ偶数ばっかりじゃん。 ちゃんと作ってたけど 今回も戦後の「ジ […]
2021-05-27 / 最終更新日時 : 2021-05-28 daihonnei 人物 伊47潜水艦の奇跡 昭和19年も暮れようか、と言う12月30日の夜のことであります。 大日本帝国海軍の誇る丙型(伊16型)潜水艦「伊47」はニューギニア島北岸・フンボルト湾の敵艦隊攻撃を策して行動中でありました。 回天母艦 伊47潜水艦は8 […]
2021-05-20 / 最終更新日時 : 2021-05-20 daihonnei 帝國海軍 パンとおにぎりと日本海海戦 日本人はコメをこよなく愛して喰い続けてきました。それは「海の男だ、艦隊勤務」の水兵さんも同じこと。 でも月月火水木金金、毎日コメを喰ってたんでしょうか? 初めての給糧艦 コメを喰うにしろ、パンかビスケットを喰うにしろ、前 […]
2021-05-13 / 最終更新日時 : 2021-05-13 daihonnei 人物 エンガノ岬の真相 航空機が発達し、洋上に行動中の敵艦を攻撃できるようになると、「大艦巨砲」の終焉が言われるようになります。 「大艦巨砲」は本当に航空機の攻撃に負けたんでしょうか? 戦艦の喪失原因 実は、電脳大本営では既にこのテーマで記事を […]
2021-04-15 / 最終更新日時 : 2021-04-15 daihonnei 人物 臨機調事件~タービン翼欠損の本質~ 大日本帝国海軍はその誕生から滅亡に至るまで、幾多の栄光に包まれているのですが、栄光の数に負けないくらい幾つものスキャンダルにまみれています。 軍縮条約脱退から スキャンダルって言っても、誰と誰がくっ付いたとか浮気したとか […]
2021-04-08 / 最終更新日時 : 2021-04-08 daihonnei アメリカ 潜水艦の使い方 ワシントン条約で主力艦(戦艦・巡洋戦艦)の保有量を制限された大日本帝国海軍。 その「劣勢」を補うのに、重巡をはじめとする補助艦艇、潜水艦、航空機などに期待する事になります。 どうしても「艦隊決戦」したかった ところが、続 […]
2021-03-25 / 最終更新日時 : 2021-03-15 daihonnei 人物 「機帆船」の戦い2 昭和前期の国内輸送に大きな役割を果たした機帆船。 「河山丸」という機帆船も、ついに徴用を受けることになったのですが、機関長は「徴兵」で乗務を続けられません。 機関長は下船したけれど 国民すべてが物資不足に苦しんでいる時、 […]