2021-03-18 / 最終更新日時 : 2021-03-19 daihonnei 国防と民間人 「機帆船」の戦い1 世界3位の規模と、ほぼトップに近い「質」を誇った大日本帝国の商船隊は、大東亜戦争で壊滅してしまいました。 外航航路の船ばかりではなく、内航船も例外ではありませんでした。 機帆船と焼玉エンジン 大東亜戦争における「機帆船の […]
2021-03-04 / 最終更新日時 : 2021-03-04 daihonnei 帝國海軍 『響』は沈まず~不屈の駆逐艦~ 大日本帝国海軍を代表する幸運艦と言えば、「不沈駆逐艦」こと陽炎型8番艦「雪風」ですね。 雪風の対極にある… お口の悪い方(口汚い儂に言われたら、相当におワルいお口だぞ)は、 「雪風は護衛対象は沈んで、自分だけ帰ってくる『 […]
2021-02-25 / 最終更新日時 : 2021-02-09 daihonnei 人物 国のために死ぬのは良いことだ 「ユダヤ陰謀論」というものが昔からあります。 ユダヤに限らず、陰謀が陰謀論として語られてる時点で、すでに眉唾モンである、ってことは電脳大本営をお読みくださる賢明な皆さまには申し上げるまでもないことでしょう。 陰謀論に直接 […]
2021-02-18 / 最終更新日時 : 2021-02-19 daihonnei 宣伝戦 お召し戦艦大和 大東亜戦争のころ、現在のパラオ共和国は大日本帝国の「委任統治領」という「領土」でありました。 委任統治… パラオ諸島は、カロリン諸島の西部(西カロリン諸島)にあたり、マリアナ諸島の南に位置しています。 カロリン諸島はドイ […]
2021-02-11 / 最終更新日時 : 2021-02-09 daihonnei 人物 目立たない功績7~標的艦たちの生涯~ 軍艦の砲撃というものは当たらないモノでした。 敵は動き回るし波で揺れるし、そもそも発射する側だって安定してませんから。 最初の標的艦 だから、東郷平八郎は大敵に接近戦を挑み、手数も増やして(速射砲重視)完勝しました。もち […]
2021-02-04 / 最終更新日時 : 2021-01-31 daihonnei 対潜艦艇 飯野忠男少佐ラバウルに死す~駆逐艦「皐月」の死闘~ 駆逐艦「皐月」のお話であります。 電脳大本営は、小さくてもあちこち走り回って国を守ったフネが大好きなんです。さらに、何でもいいけど因縁話が好きなんで… 新型ではありません 「皐月(さつき)」は1923年(大正12年)度の […]
2021-01-28 / 最終更新日時 : 2021-01-27 daihonnei 帝國海軍 小さな駆逐艦の躍動 明治38年5月28日、大日本帝国海軍の駆逐艦『漣(さざなみ)』(有名な「特型の漣」ではありません)の駆逐艦長・相羽恒三少佐は迷っていました。 対馬沖の翌日 「漣」と相羽少佐と乗組員たちは、昨日の海戦(帝国連合艦隊vsロシ […]
2020-12-03 / 最終更新日時 : 2020-12-01 daihonnei 人物 敗戦前の対馬海峡を飛んだ飛行機 制空権を喪失し、危険極まりない状況の対馬海峡を、原爆を落とされた広島から半島へ、半島から内地へ…それぞれ飛んだ軍用機がありました。 滅亡した帝国の王家を優遇 いったい何のために、危険な飛行をあえてしたのか? そこには「最 […]
2020-11-19 / 最終更新日時 : 2020-11-04 daihonnei 伊太利 複葉機よ、永遠に(笑) 複葉機と聞くと、なんだかクラシックな低性能機という印象がありませんか? まあ、確かにとんがった性能の機体はありませんし、期待すべくもないんですけど、第二次大戦でも複葉機はちゃんと活躍してますよ。 「ああ、あの雷撃機ね」と […]
2020-11-05 / 最終更新日時 : 2020-11-05 daihonnei 人物 撃墜王(エース)と呼ばれなかったヒーロー 「エース」といっても、もちろん野球の投手のお話ではありません。 下駄履き(フロートをぶら下げた水上機)を操って太平洋を自在に飛び回ったヒーローのお話です。 エース(撃墜王)と呼ばれたい 現在では、そうじゃないかも知れませ […]
2020-10-29 / 最終更新日時 : 2020-10-30 daihonnei 人物 甲標的戦記4~防衛~ 初めて生還者を出したものの、艇の方は使い捨てになってしまい、低調になった「甲標的」によるガダルカナル増援阻止。 「丙型」の登場で、風向きが変わりました。 ココまでのお話は一話目・二話目・三話目です。 防衛用途に ガダルカ […]
2020-10-22 / 最終更新日時 : 2020-10-24 daihonnei 人物 甲標的戦記3~生還~ シドニーとディエゴ・スアレスに対する攻撃で、ついに戦果を挙げた「甲標的」 しかし、搭乗員と関係者の努力も空しく、生還者はいませんでした。 ココまでのお話は一話目・二話目 戦勢傾く 昭和17(1942)年8月7日の午前4時 […]
2020-10-15 / 最終更新日時 : 2021-05-28 daihonnei 人物 甲標的戦記2~第二次攻撃~ 洋上で敵の主力艦を雷撃するために誕生した「甲標的」 潜水艦に搭載されて、真珠湾攻撃に参加しましたが、全艇が未帰還となってしまいました。 ココまでのお話は「甲標的戦記1」で 戦艦1隻撃沈? 真珠湾攻撃に参加した5艇の甲標的 […]
2020-10-08 / 最終更新日時 : 2020-10-24 daihonnei 人物 甲標的戦記1~真珠湾へ~ 大日本帝国海軍は日露戦争後、営々と準備してきた「漸減邀撃構想」を何故か放棄し、ハワイへの奇襲攻撃からアメリカとの大戦争を始めてしまいました。 硬直化していた? 漸減邀撃構想、漸減作戦でも良いんですけど、ってのは皆さんご存 […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2020-09-19 daihonnei 人物 佐久間艇長の真実2~水中高速潜~ 世界の海軍が「サブマリナーのお手本」とした第六潜水艇の佐久間艇長と乗員たち。 しかし、そこには幾つもの大きなミスが積み重なっていたのでした。 そもそもエンジン稼動のまま潜るって 第六潜水艇の単独訓練は当時としては異例であ […]
2020-09-24 / 最終更新日時 : 2020-09-24 daihonnei 人物 佐久間艇長の真実1~事故~ 1905年5月15日、旅順港を閉鎖中の我が戦艦「富士」と「八島」があいついで触雷・沈没。 連合艦隊は主力戦艦6隻のうち2隻を一日にして失う惨事にみまわれる事となりました。 新兵器・潜水艦 聨合艦隊司令長官・東郷平八郎はこ […]
2020-09-10 / 最終更新日時 : 2020-09-10 daihonnei 帝國海軍 世界で唯一?飛行艇母艦「秋津洲」 大日本帝国海軍が、技術的に世界を圧倒していた分野があります。潜水艦? いえいえ、違います。水上機、それも大型の飛行艇であります。 飛行艇で漸減作戦 帝国海軍は「水上機メーカー」として川西航空機を育成、この会社は海軍の期待 […]
2020-08-20 / 最終更新日時 : 2020-08-20 daihonnei 国防と民間人 従軍看護婦さんと褌の話 大東亜戦争の開戦が視野に入ってくると、兵隊さんだけではなく、国民各層が広く直接国防のために働くようになります。女性も例外ではありませんでした。 こう言うのを「従軍」というのだ 一般の人が、仕事で軍隊と行動を共にしたり、軍 […]
2020-08-14 / 最終更新日時 : 2020-08-16 daihonnei 人物 樺太からの脱出 昭和20年8月9日、いまだ有効な(期限は21年4月)日ソ不可侵条約を踏みにじって、凶産悪魔スターリンの命令の下、赤軍は大日本帝国に襲い掛かりました。 ソ連軍を足止め 満州と樺太では統治の方法が異なっていて、樺太南部は糞( […]
2020-08-13 / 最終更新日時 : 2020-08-13 daihonnei 人物 殿様も宮様も戦場に2 華族が潜水艦に乗ってたのは判ったけど、さすがに皇族は? いえいえ、大東亜戦争中ではありませんが、日支事変中なら駆逐艦に座乗されて戦場を疾駆なさった皇族がちゃんといらっしゃるのであります。 小艦艇に宮様? その宮様とは、大 […]