2020-10-08 / 最終更新日時 : 2020-10-24 daihonnei 人物 甲標的戦記1~真珠湾へ~ 大日本帝国海軍は日露戦争後、営々と準備してきた「漸減邀撃構想」を何故か放棄し、ハワイへの奇襲攻撃からアメリカとの大戦争を始めてしまいました。 硬直化していた? 漸減邀撃構想、漸減作戦でも良いんですけど、ってのは皆さんご存 […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2020-09-19 daihonnei 人物 佐久間艇長の真実2~水中高速潜~ 世界の海軍が「サブマリナーのお手本」とした第六潜水艇の佐久間艇長と乗員たち。 しかし、そこには幾つもの大きなミスが積み重なっていたのでした。 そもそもエンジン稼動のまま潜るって 第六潜水艇の単独訓練は当時としては異例であ […]
2020-09-24 / 最終更新日時 : 2020-09-24 daihonnei 人物 佐久間艇長の真実1~事故~ 1905年5月15日、旅順港を閉鎖中の我が戦艦「富士」と「八島」があいついで触雷・沈没。 連合艦隊は主力戦艦6隻のうち2隻を一日にして失う惨事にみまわれる事となりました。 新兵器・潜水艦 聨合艦隊司令長官・東郷平八郎はこ […]
2020-08-13 / 最終更新日時 : 2020-08-13 daihonnei 人物 殿様も宮様も戦場に2 華族が潜水艦に乗ってたのは判ったけど、さすがに皇族は? いえいえ、大東亜戦争中ではありませんが、日支事変中なら駆逐艦に座乗されて戦場を疾駆なさった皇族がちゃんといらっしゃるのであります。 小艦艇に宮様? その宮様とは、大 […]
2020-08-06 / 最終更新日時 : 2020-08-13 daihonnei 人物 殿様も宮様も戦場に 1 華族編 大日本帝国の男性の皇族は陸軍か海軍に入ることが「義務」でした。 たとえば、コチラ側の「ちょっとお笑い担当論客」の竹田恒泰氏のお祖父ちゃん(竹田宮恒徳王)は陸軍中佐でした。 実戦に… 「皇族男子はすべからく軍人たるべし」 […]
2020-06-11 / 最終更新日時 : 2020-06-11 daihonnei 人物 陸軍雷撃隊~復仇~ 初陣を果たしたものの、敵艦隊に大きな損害を与えられず、出撃機の約半数を失った「陸軍雷撃隊」の飛行98戦隊。翌日の出撃に備えていた彼らにもたらされたのは… 攻撃708飛行隊の戦闘 「陸軍雷撃隊」はじめ、米艦隊への接敵は出来 […]
2020-06-04 / 最終更新日時 : 2020-06-04 daihonnei 人物 陸軍雷撃隊~初陣~ わざわざ海軍の指揮下に入ってでも、敵輸送船団を「雷撃」したい陸軍航空隊。 飛行98戦隊の「最初の師匠」761航空隊は戦果をあげられずに壊滅してしまいましたが… T攻撃部隊 一方の飛行7戦隊は浜松で部隊再編を行っていました […]
2020-05-28 / 最終更新日時 : 2020-05-28 daihonnei 人物 陸軍雷撃隊~誕生~ 陸軍の航空隊は大陸での航空作戦を本務としていて、洋上で敵艦船を攻撃する必要などありませんでしたし、その気もなく、もちろん洋上航法などの能力も持っていませんでした。 それでも… 海軍の指揮下に入っても 「魚雷を下さい」と言 […]
2020-05-14 / 最終更新日時 : 2020-05-15 daihonnei ロシア ロシアの英雄艦2~戦争は外交の延長~ ロシア皇帝の方針で38度線より北じゃないと軍事行動できないのに、南の仁川に配置され、極東総督の無理解によって大日本帝国陸軍の上陸を攻撃できず、ロシア公使の見栄で港内から脱出できなかった巡洋艦「ヴァリヤーグ」と乗組員の運命 […]
2020-03-05 / 最終更新日時 : 2020-03-05 daihonnei アメリカ ホワイトフリート、太平洋へ 明治40(1907)年12月、バージニア州ハンプトン・ローズを出港したアメリカ艦隊は大西洋を一路南下、チリ海軍の艦艇に先導されて「難所」のマゼラン海峡を通過いたします。此処までのお話はコチラ 大艦隊は太平洋に姿を現したの […]
2020-01-23 / 最終更新日時 : 2020-01-22 daihonnei 人物 徴兵制の真実 私は日本には徴兵制が必要だと思っています。何度も申し上げてるんですが、ほとんどご賛同を頂けません(笑)。 それは戦前の「徴兵」が反日主義者どもによって、大きな誤解のもとに語られてるせいじゃないかな?と思うんですよ。 兵役 […]
2019-11-28 / 最終更新日時 : 2019-11-24 daihonnei 人物 帝国海軍のこんなこと 大東亜戦争のころの軍隊は、陸軍・海軍ともに兵隊さんも将校さんも男ばっかりでありました。実戦部隊ではないモノの、女性を使う部隊もあるにはあったけど(笑) 与えられた力 はい、今回「も」電脳大本営はお下品な話になります。って […]
2019-11-14 / 最終更新日時 : 2020-12-17 daihonnei 人物 帝国海軍スポーツ物語 ラグビーワールドカップ日本大会では、南アフリカが三回目の優勝を飾り、我がブレイブ・チェリー・ブロッサムズはティア1(歴史的強豪国)2ヶ国を破るという、史上初の快挙を成し遂げました。 電脳大本営は、黙っていたんだぞ さてさ […]
2019-10-24 / 最終更新日時 : 2019-10-24 daihonnei 人物 帝國海軍は護衛が大嫌い3~バタビア沖に見る護衛軽視 護衛が大嫌いシリーズの1と2では潜水艦の脅威について、「気付けたはずなのに手を打たなかった」って方向から、帝国海軍の護衛嫌いを見ましたが、今回は「護衛する気ないやん」「防護対象を放り出して」って事象を見てみましょう。 順 […]
2019-08-29 / 最終更新日時 : 2019-08-29 daihonnei 人物 帝国海軍の情報戦~インテリジェンスとインフォメーション~ 北朝鮮が弾道弾を我がEEZに打ち込み、核実験にも成功して、ミサイル搭載が可能になったと主張し始めてずいぶんになります。 「嘘つきを名誉なことと誤解しているお国」の言うことですから、マトモに聞くことは出来ませんが、放ってお […]
2019-08-15 / 最終更新日時 : 2021-02-05 daihonnei 人物 水中高速潜水艦と知られざる継戦工作 この記事の元ネタはある海軍士官(の卵)による回想です。裏づけを取ろうにもあまりに史料がありません。 しかしただ埋もれさせてしまうにはあまりに勿体ない、と思いますので沢渡なりに解釈を加えて記述いたしました。 限りなく史実に […]
2019-08-13 / 最終更新日時 : 2019-08-11 daihonnei 人物 呪われた?潜水艦伊33 伊33号潜水艦は公式には「伊15型」潜水艦、よく聞かれる言い方だと「巡潜乙型」と呼ばれるグループに属しています。 なお「巡潜乙型」にはこの「伊15型」を小改良した「伊40型」「伊54型」も含まれます。 同型艦は大活躍 こ […]
2019-03-28 / 最終更新日時 : 2019-03-28 daihonnei 人物 杉野はいずこ~満洲であります!~ 「旅順港閉塞作戦」は失敗に終わりましたが、帝国海軍は「軍神」を一人産み出し、「目的外」の艦隊決戦にも勝利して世界の大海軍へと成長していきます。 満洲は誰のモノ? 広瀬武夫少佐は、その勇気ある行動から戦死後中佐に進級し「軍 […]
2019-03-21 / 最終更新日時 : 2019-03-21 daihonnei 人物 杉野はいずこ~軍神第一号~ 我が国の快勝におわった日露戦争、その立役者は対馬沖(日本海海戦)で世界的な大勝利を上げた大日本帝国海軍、と言われるところでありますが。 海軍にとってはシーレーン防衛戦 実は日本海海戦の前段である黄海海戦まで、帝国海軍の闘 […]
2019-01-10 / 最終更新日時 : 2019-01-10 daihonnei 人物 「奇跡の船」の生涯2 昭和20(1945)年8月、「宗谷」は横須賀でドック入りしていたのですが、ここで戦艦「長門」病院船「氷川丸」とともに空襲を受けています。 引揚げ船 このとき、敵機が落とした増槽が「宗谷」の機関室真上の天窓に衝突しました。 […]