2020-11-17 / 最終更新日時 : 2020-11-28 daihonnei 国防と民間人 二日市保養所~半島からの引揚げ~ 1945年8月15日、大日本帝国が敗戦を受け入れると「民族大移動」が始まりました。 満州国から、支那本土から、朝鮮半島から、台湾から、南方から、北方領土から。 1946年春、博多港にて 苦労を重ね、現地を発展させて自分も […]
2020-11-12 / 最終更新日時 : 2020-11-12 daihonnei フィンランド 傷だらけの撃墜王~フィンランドを守ったのは~ 冬戦争から継続戦争を経てラップランド戦争へのフィンランドの苦闘は、私の「戦略観」に大きく影響しています。 いえ、私の「戦略観」を創ってくれた、と思います。 日本の国防にもヒントになると思っていますが、皆様のご意見は如何で […]
2020-11-05 / 最終更新日時 : 2020-11-05 daihonnei 人物 撃墜王(エース)と呼ばれなかったヒーロー 「エース」といっても、もちろん野球の投手のお話ではありません。 下駄履き(フロートをぶら下げた水上機)を操って太平洋を自在に飛び回ったヒーローのお話です。 エース(撃墜王)と呼ばれたい 現在では、そうじゃないかも知れませ […]
2020-10-29 / 最終更新日時 : 2020-10-30 daihonnei 人物 甲標的戦記4~防衛~ 初めて生還者を出したものの、艇の方は使い捨てになってしまい、低調になった「甲標的」によるガダルカナル増援阻止。 「丙型」の登場で、風向きが変わりました。 ココまでのお話は一話目・二話目・三話目です。 防衛用途に ガダルカ […]
2020-10-22 / 最終更新日時 : 2020-10-24 daihonnei 人物 甲標的戦記3~生還~ シドニーとディエゴ・スアレスに対する攻撃で、ついに戦果を挙げた「甲標的」 しかし、搭乗員と関係者の努力も空しく、生還者はいませんでした。 ココまでのお話は一話目・二話目 戦勢傾く 昭和17(1942)年8月7日の午前4時 […]
2020-10-15 / 最終更新日時 : 2021-05-28 daihonnei 人物 甲標的戦記2~第二次攻撃~ 洋上で敵の主力艦を雷撃するために誕生した「甲標的」 潜水艦に搭載されて、真珠湾攻撃に参加しましたが、全艇が未帰還となってしまいました。 ココまでのお話は「甲標的戦記1」で 戦艦1隻撃沈? 真珠湾攻撃に参加した5艇の甲標的 […]
2020-10-08 / 最終更新日時 : 2020-10-24 daihonnei 人物 甲標的戦記1~真珠湾へ~ 大日本帝国海軍は日露戦争後、営々と準備してきた「漸減邀撃構想」を何故か放棄し、ハワイへの奇襲攻撃からアメリカとの大戦争を始めてしまいました。 硬直化していた? 漸減邀撃構想、漸減作戦でも良いんですけど、ってのは皆さんご存 […]
2020-10-01 / 最終更新日時 : 2020-09-19 daihonnei 人物 佐久間艇長の真実2~水中高速潜~ 世界の海軍が「サブマリナーのお手本」とした第六潜水艇の佐久間艇長と乗員たち。 しかし、そこには幾つもの大きなミスが積み重なっていたのでした。 そもそもエンジン稼動のまま潜るって 第六潜水艇の単独訓練は当時としては異例であ […]
2020-09-24 / 最終更新日時 : 2020-09-24 daihonnei 人物 佐久間艇長の真実1~事故~ 1905年5月15日、旅順港を閉鎖中の我が戦艦「富士」と「八島」があいついで触雷・沈没。 連合艦隊は主力戦艦6隻のうち2隻を一日にして失う惨事にみまわれる事となりました。 新兵器・潜水艦 聨合艦隊司令長官・東郷平八郎はこ […]
2020-09-10 / 最終更新日時 : 2020-09-10 daihonnei 帝國海軍 世界で唯一?飛行艇母艦「秋津洲」 大日本帝国海軍が、技術的に世界を圧倒していた分野があります。潜水艦? いえいえ、違います。水上機、それも大型の飛行艇であります。 飛行艇で漸減作戦 帝国海軍は「水上機メーカー」として川西航空機を育成、この会社は海軍の期待 […]
2020-09-03 / 最終更新日時 : 2020-09-03 daihonnei 人物 本土決戦の行方2~人口が半分に~ パラグアイは、ブラジル・アルゼンチンと言う地域大国を相手に、ウルグアイに対する干渉戦争を始めてしまいました。 当初は押していたものの、一度の海戦敗北から、状況は逆転して…ココまでのお話は トゥユティの戦い 戦争やってても […]
2020-08-27 / 最終更新日時 : 2020-09-29 daihonnei 南米 本土決戦の行方1~三国同盟戦争~ 国民をすべて動員して、本土に敵軍を迎え徹底抗戦。 強大な敵軍に、有効な打撃を与えるまで損害を省みずに戦い続ける「本土決戦」構想。 三国同盟といっても 大東亜戦争では、実際に実施される数ヶ月前に「終戦」のご聖断が下りました […]
2020-08-20 / 最終更新日時 : 2020-08-20 daihonnei 国防と民間人 従軍看護婦さんと褌の話 大東亜戦争の開戦が視野に入ってくると、兵隊さんだけではなく、国民各層が広く直接国防のために働くようになります。女性も例外ではありませんでした。 こう言うのを「従軍」というのだ 一般の人が、仕事で軍隊と行動を共にしたり、軍 […]
2020-08-15 / 最終更新日時 : 2020-08-15 daihonnei 人物 樺太の看護婦さん~樺太からの脱出2~ 沖縄の「ひめゆり学徒隊」と対比される樺太・真岡の女子交換手の集団自決。 我が尊敬すべきFBFのご努力もあって、かなり知られるようになって来ました。 真岡だけではありません 樺太での一般国民の犠牲は、真岡にとどまりませんで […]
2020-08-14 / 最終更新日時 : 2020-08-16 daihonnei 人物 樺太からの脱出 昭和20年8月9日、いまだ有効な(期限は21年4月)日ソ不可侵条約を踏みにじって、凶産悪魔スターリンの命令の下、赤軍は大日本帝国に襲い掛かりました。 ソ連軍を足止め 満州と樺太では統治の方法が異なっていて、樺太南部は糞( […]
2020-08-13 / 最終更新日時 : 2020-08-13 daihonnei 人物 殿様も宮様も戦場に2 華族が潜水艦に乗ってたのは判ったけど、さすがに皇族は? いえいえ、大東亜戦争中ではありませんが、日支事変中なら駆逐艦に座乗されて戦場を疾駆なさった皇族がちゃんといらっしゃるのであります。 小艦艇に宮様? その宮様とは、大 […]
2020-08-06 / 最終更新日時 : 2020-08-13 daihonnei 人物 殿様も宮様も戦場に 1 華族編 大日本帝国の男性の皇族は陸軍か海軍に入ることが「義務」でした。 たとえば、コチラ側の「ちょっとお笑い担当論客」の竹田恒泰氏のお祖父ちゃん(竹田宮恒徳王)は陸軍中佐でした。 実戦に… 「皇族男子はすべからく軍人たるべし」 […]
2020-07-30 / 最終更新日時 : 2021-10-03 daihonnei アメリカ 鹵獲駆逐艦の運命 「鹵獲」って、なんとも魅力的な言葉じゃないですか(笑) wikiには、『鹵獲(ろかく)は、戦地などで敵対勢力の装備品や補給物資を奪うこと。』とありますな。 枢軸国は良く使った… 大東亜戦争を含む第二次大戦では、とくに枢軸 […]
2020-07-23 / 最終更新日時 : 2020-07-15 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 九五式水上偵察機~ドイツ仮装巡洋艦にも搭載された名機~ 大日本帝国海軍の水上機と言えば、「二式大艇」などの飛行艇や「二式水戦」「強風」といった戦闘機? いやいや、やっぱり本命は「偵察機」ですよね。 偵察機の近代化 昭和8年、それまで使っていた九〇式水上偵察機(輸入した米国機の […]
2020-07-16 / 最終更新日時 : 2020-06-24 daihonnei 帝國海軍 レスキュー駆逐艦『濱風』 「浜風」とは甲子園名物の強い風のことで、幾多のドラマを生みました。 って、冗談です。私は殆ど高校野球を見ないし、見ても覚えてません。 雪風と同型 ここからは濱の字を使います。 「濱風」は駆逐艦陽炎型(不知火型とも)の13 […]