2021-04-01 / 最終更新日時 : 2021-04-04 daihonnei 武士 半島、対馬に朝貢す~応永の外寇~ 応永26(1419)年6月20日。対馬の浅茅湾の奥、尾崎浦に10艘ほどの軍船が現れました。 島の人たちは仲間が帰ってきたと思って歓迎の準備をしていたのでありますが… 留守狙いの侵略者 最初に見えた10艘に続いて、後続の軍 […]
2021-03-25 / 最終更新日時 : 2021-03-15 daihonnei 人物 「機帆船」の戦い2 昭和前期の国内輸送に大きな役割を果たした機帆船。 「河山丸」という機帆船も、ついに徴用を受けることになったのですが、機関長は「徴兵」で乗務を続けられません。 機関長は下船したけれど 国民すべてが物資不足に苦しんでいる時、 […]
2021-03-18 / 最終更新日時 : 2021-03-19 daihonnei 国防と民間人 「機帆船」の戦い1 世界3位の規模と、ほぼトップに近い「質」を誇った大日本帝国の商船隊は、大東亜戦争で壊滅してしまいました。 外航航路の船ばかりではなく、内航船も例外ではありませんでした。 機帆船と焼玉エンジン 大東亜戦争における「機帆船の […]
2021-03-11 / 最終更新日時 : 2021-03-11 daihonnei 国防と民間人 お町は日本の女でございます~亡国の満洲に咲いたなでしこたち~ 戦争は始める前に「勝ち方」と「負け方」を考えておくべきであります。 それをやっておかないと、「守るべき対象」の国民が国のケツを拭かねばなりません。 敗戦後の満洲で 大日本帝国の敗戦は帝国の中央でも周縁部でも、様々な悲劇を […]
2021-03-04 / 最終更新日時 : 2021-03-04 daihonnei 帝國海軍 『響』は沈まず~不屈の駆逐艦~ 大日本帝国海軍を代表する幸運艦と言えば、「不沈駆逐艦」こと陽炎型8番艦「雪風」ですね。 雪風の対極にある… お口の悪い方(口汚い儂に言われたら、相当におワルいお口だぞ)は、 「雪風は護衛対象は沈んで、自分だけ帰ってくる『 […]
2021-02-25 / 最終更新日時 : 2021-02-09 daihonnei 人物 国のために死ぬのは良いことだ 「ユダヤ陰謀論」というものが昔からあります。 ユダヤに限らず、陰謀が陰謀論として語られてる時点で、すでに眉唾モンである、ってことは電脳大本営をお読みくださる賢明な皆さまには申し上げるまでもないことでしょう。 陰謀論に直接 […]
2021-02-18 / 最終更新日時 : 2021-02-19 daihonnei 宣伝戦 お召し戦艦大和 大東亜戦争のころ、現在のパラオ共和国は大日本帝国の「委任統治領」という「領土」でありました。 委任統治… パラオ諸島は、カロリン諸島の西部(西カロリン諸島)にあたり、マリアナ諸島の南に位置しています。 カロリン諸島はドイ […]
2021-02-11 / 最終更新日時 : 2021-02-09 daihonnei 人物 目立たない功績7~標的艦たちの生涯~ 軍艦の砲撃というものは当たらないモノでした。 敵は動き回るし波で揺れるし、そもそも発射する側だって安定してませんから。 最初の標的艦 だから、東郷平八郎は大敵に接近戦を挑み、手数も増やして(速射砲重視)完勝しました。もち […]
2021-02-04 / 最終更新日時 : 2021-01-31 daihonnei 対潜艦艇 飯野忠男少佐ラバウルに死す~駆逐艦「皐月」の死闘~ 駆逐艦「皐月」のお話であります。 電脳大本営は、小さくてもあちこち走り回って国を守ったフネが大好きなんです。さらに、何でもいいけど因縁話が好きなんで… 新型ではありません 「皐月(さつき)」は1923年(大正12年)度の […]
2021-01-28 / 最終更新日時 : 2021-01-27 daihonnei 帝國海軍 小さな駆逐艦の躍動 明治38年5月28日、大日本帝国海軍の駆逐艦『漣(さざなみ)』(有名な「特型の漣」ではありません)の駆逐艦長・相羽恒三少佐は迷っていました。 対馬沖の翌日 「漣」と相羽少佐と乗組員たちは、昨日の海戦(帝国連合艦隊vsロシ […]
2021-01-21 / 最終更新日時 : 2021-01-21 daihonnei フィンランド 継続戦争の終わらせ方~西側へ~ 1944年9月19日、モスクワで交渉中だったフィンランドとソ連(とイギリス)による休戦交渉が妥結・署名され、継続戦争は事実上終結、フィンランドはついに亡国の危機を脱することができましたが…承前「終わらせ方5」 大損害 1 […]
2021-01-14 / 最終更新日時 : 2021-01-14 daihonnei フィンランド 継続戦争の終わらせ方5 フィンランドは、グスタフ・マンネルヘイム元帥が大統領に就任した後、ソ連と本格的な講和交渉に入りました。 リスト・リュティが大統領のままでは、どうにも具合の悪い事情があったのです。 今までのお話は終わらせ方1・2・3・4 […]
2021-01-07 / 最終更新日時 : 2021-01-07 daihonnei フィンランド 継続戦争の終わらせ方4 タリ=イハンタラで大敗北を喫したとは言っても、ソ連は大国です。垢陸軍全体でみればフィンランドに一発カマされた損害なんぞ、屁みたいなモンでした。 今までのお話は終わらせ方1・2・3 必勝の信念がすべて? フィンランドへの攻 […]
2020-12-31 / 最終更新日時 : 2021-01-06 daihonnei フィンランド 継続戦争の終わらせ方3 フィンランド軍の反撃は両翼を推進して、ソ連垢の大軍を包み込むまで、僅か500メートルに迫っていました。 そこから戦車・装甲車を中心としたソ連軍の逆襲が始まります。 ココまでのお話は終わらせ方1・2 早い決断 フィンランド […]
2020-12-24 / 最終更新日時 : 2021-01-06 daihonnei フィンランド 継続戦争の終わらせ方2 ヴィープリを占領し、無条件降伏を要求してきたソ連垢軍。しかし講和交渉の裏では、ちゃんと次の行動に備えて補給と再編成を行っていました。 ココまでのお話は終わらせ方1 続きは終わらせ方3 士気を鼓舞してこそ名将 1944年6 […]
2020-12-17 / 最終更新日時 : 2021-01-06 daihonnei フィンランド 継続戦争の終わらせ方1 フィンランド共和国は元々は「フィン人(スオミ人)」が農業を営み、航海術を発展させている土地でした。 スウェーデン王のエーリクⅨ世が「北方十字軍」とか勝手なことを言い出して、征服しちゃったのが1155年の事であります。 続 […]
2020-12-10 / 最終更新日時 : 2020-12-10 daihonnei 人物 日本初の「エース」 大日本帝国陸軍の「バロン」と言えば、硫黄島で英霊となられたバロン西(西 竹一男爵)が有名ですね。 しかし、華族を紹介するにも「王道を行かない」のが電脳大本営流でしてね(笑) 実際に戦争するのは兵隊さんだから とか言っちゃ […]
2020-12-03 / 最終更新日時 : 2020-12-01 daihonnei 人物 敗戦前の対馬海峡を飛んだ飛行機 制空権を喪失し、危険極まりない状況の対馬海峡を、原爆を落とされた広島から半島へ、半島から内地へ…それぞれ飛んだ軍用機がありました。 滅亡した帝国の王家を優遇 いったい何のために、危険な飛行をあえてしたのか? そこには「最 […]
2020-11-26 / 最終更新日時 : 2020-11-26 daihonnei 帝國陸軍 四式15糎自走砲、飛行場を守る 日露開戦を受けてドイツに発注した「三八式15糎榴弾砲」。 日本への到着が遅れて対ロシアには役に立たなかったのですが… 多種を同時発注 この骨董品みたいな大砲が、大東亜戦争で意外な活躍をしています。そして、その前にも「帝国 […]
2020-11-19 / 最終更新日時 : 2020-11-04 daihonnei 伊太利 複葉機よ、永遠に(笑) 複葉機と聞くと、なんだかクラシックな低性能機という印象がありませんか? まあ、確かにとんがった性能の機体はありませんし、期待すべくもないんですけど、第二次大戦でも複葉機はちゃんと活躍してますよ。 「ああ、あの雷撃機ね」と […]