2022-03-24 / 最終更新日時 : 2022-03-24 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 大英帝国海軍の改革者 1914年、第一次世界大戦が起きると、大英帝国は4年前に引退していたジョン・アーバスノット・フィッシャー男爵(引退前に受爵、当人が初代)を「第一海軍卿」に起用しました。 英国面の改革者 第一海軍卿は日本で言うと軍令部長に […]
2022-03-17 / 最終更新日時 : 2022-03-18 daihonnei 人物 捕虜はグライダーを飛ばしたか? 好きな戦争映画は?と問われると「大脱走」だと答える方も多いのではないかと存じます。戦闘シーンはほぼありませんが。 年齢にもよりますけど「西部劇」ってジャンルをご存じの世代なら、お判り頂けるんじゃないでしょうか。 大脱走 […]
2022-02-03 / 最終更新日時 : 2022-02-03 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 石油と石炭1~油槽船アルトマルクの冒険~ 現代のガス・タービン艦も、帝国海軍の戦艦「大和」も空母「赤城」も石油が燃料です。ガス・タービンは基本的に重油は使用できませんけどね。 石油はいろんな意味で効率が良かった 石油は日本国内では調達できませんが、石炭なら北海道 […]
2022-01-27 / 最終更新日時 : 2022-01-15 daihonnei アメリカ 陸軍の小型舟艇 大正4(1915)年4月の事であります。 第一次世界大戦を戦っていた大英帝国の海軍大臣ウィンストン・チャーチル卿は、ダーダネルス海峡西側のガリポリ半島に敵前上陸し、オスマン帝国の首都イスタンブールを目指す作戦を実施しまし […]
2021-11-11 / 最終更新日時 : 2021-11-11 daihonnei アメリカ イタ公と呼ばないで《陸軍編2》~ロイヤルネイビーを弄ぶ高射砲~ やるときゃやるんだから、イタ公だって。 頑張れるときは頑張るんだから、ヘタリアだって。海軍編1はコチラから 今回は、大英帝国海軍にスポットが当たってしまうかも、ですけどね。 イタリア軍進撃? 1940年9月7日、ヘタリア […]
2021-10-22 / 最終更新日時 : 2021-10-29 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 幕末の主砲、その名はアームストロング 今回は電脳大本営の守備範囲をはるかに遡る幕末の話。 いつか書きたかったんですよね、だって、アームストロング砲って司馬遼太郎大先生に言わせたら「近代日本を創った」ぐらいのモンじゃないですか。 軍事を好むもの、一度は書かなき […]
2021-09-23 / 最終更新日時 : 2021-09-22 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 昭和15年、謎の駆逐艦 昭和15年3月13日、大英帝国海軍の特設巡洋艦「モアトン・ベイ」は大日本帝国の本州沿岸にて哨戒活動を行っていました。 流石ですわ、大英帝国海軍 「モアトン・ベイ」は駿河湾の南に差し掛かっておりました。 仮装巡洋艦といえば […]
2021-09-02 / 最終更新日時 : 2021-09-02 daihonnei アメリカ 天翔る航空母艦 ツェッペリンから話を始めさせていただきます。 いや、ツェッペリンは別にこの記事の主人公じゃないんですけど、飛行船と言えばツェッペリンから喋っとかないといけませんからね。 硬式飛行船 1897年の1月13日のことであります […]
2021-07-15 / 最終更新日時 : 2021-06-20 daihonnei ロシア 魚雷今昔1 明治28年2月4日深夜のことであります。 清国北洋艦隊が潜む極寒の威海衛軍港に、我が連合艦隊の水雷艇隊が侵入。世界初(たぶん、ですけどね)の本格的な魚雷戦を敢行したのでありました。 敵軍港に殴り込み 前年の黄海海戦(明治 […]
2021-07-01 / 最終更新日時 : 2021-07-01 daihonnei アメリカ 忘れられた勇者 わたしたち日本人は太古からこの列島に暮らしてきました。その間、勇敢なご先祖のおかげで、ごく一部の地域・時期を除いて他の民族に支配された経験はありません。逆に他民族を「差別支配」した経験も持っていません。 狙撃手 さて、こ […]
2021-04-08 / 最終更新日時 : 2021-04-08 daihonnei アメリカ 潜水艦の使い方 ワシントン条約で主力艦(戦艦・巡洋戦艦)の保有量を制限された大日本帝国海軍。 その「劣勢」を補うのに、重巡をはじめとする補助艦艇、潜水艦、航空機などに期待する事になります。 どうしても「艦隊決戦」したかった ところが、続 […]
2021-01-14 / 最終更新日時 : 2021-01-14 daihonnei フィンランド 継続戦争の終わらせ方5 フィンランドは、グスタフ・マンネルヘイム元帥が大統領に就任した後、ソ連と本格的な講和交渉に入りました。 リスト・リュティが大統領のままでは、どうにも具合の悪い事情があったのです。 今までのお話は終わらせ方1・2・3・4 […]
2020-04-16 / 最終更新日時 : 2020-04-17 daihonnei アメリカ 目立たない功績3~二等輸送艦と予備艦長~ 海軍の「戦力」は航空母艦や戦艦だけではありません。 第二次大戦で戦ったどの海軍でも、最も奮戦した艦種は駆逐艦だ、とはよく言われることです。 発想は我が軍 電脳大本営も同じように思いますが、駆逐艦よりもっと小さな、「○○海 […]
2020-03-26 / 最終更新日時 : 2020-03-23 daihonnei アメリカ U-156とラコニア号~国際法を考える~ 武漢肺炎を引き起こすChinaウイルスを巻きちらし、世界中に迷惑もまき散らしている最中にも、Chinaは尖閣諸島での我が領海に対する違法侵入を繰り返しています。 通商破壊艦U-156 「実力で排除しよう」と申し上げると、 […]
2019-06-13 / 最終更新日時 : 2019-06-05 daihonnei アメリカ カップと人生のゆくえ2~大切なのはリスペクト~ KoreaのU-18サッカーチームがやらかした、カップに対する侮辱のニュースから書き始めたシュナイダーカップ。前編では第一次大戦後はイタリア優勢となって、イギリスがズルしながらも、なんとか盛り返してきたまででした。 Ko […]
2019-05-23 / 最終更新日時 : 2019-05-14 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 超音速機、英国面に堕ちる(笑) 大英帝国は無敵艦隊「アルマダ」を撃破して以来、長きに渡って世界に覇を唱えていた軍事大国です。産業革命を先導したお国柄だけに、進取の気性と堅実なる精神が程よくまじりあって、数え切れぬほどの珍笑兵器を産み出しています。 世界 […]
2019-05-10 / 最終更新日時 : 2019-05-10 honjouhiroki 仏蘭西 明治初期の横浜浮世絵に描かれた蒸気戦列艦に関する若干の考察-6 -三代広重「横浜海岸鉄道蒸気車図」とフランス軍艦「ブルターニュ」- 6.三代広重の情報入手経路と欧州軍事情勢 >目次はこちら 三代広重は外国船を比較的詳細に描いた作品を1870年代に4つ制作しているが、そのうち3つ […]
2019-05-10 / 最終更新日時 : 2019-05-10 honjouhiroki 仏蘭西 明治初期の横浜浮世絵に描かれた蒸気戦列艦に関する若干の考察-5 -三代広重「横浜海岸鉄道蒸気車図」とフランス軍艦「ブルターニュ」- 5. 幕末の動乱と蒸気戦列艦 >目次はこちら 本節では、英国の蒸気戦列艦が欧州で第一線を退いた1860年代初頭以降、東アジア海域にその姿を現し、幕 […]
2019-05-09 / 最終更新日時 : 2019-05-10 honjouhiroki 仏蘭西 明治初期の横浜浮世絵に描かれた蒸気戦列艦に関する若干の考察-4 -三代広重「横浜海岸鉄道蒸気車図」とフランス軍艦「ブルターニュ」- 4.横浜浮世絵に描かれた異国船と「イラストレイテッド・ロンドン・ニュース」紙 >目次はこちら 本節では、「イラストレイテッド・ロンドン・ニュース」 […]
2019-04-28 / 最終更新日時 : 2019-05-09 honjouhiroki 仏蘭西 明治初期の横浜浮世絵に描かれた蒸気戦列艦に関する若干の考察-3 -三代広重「横浜海岸鉄道蒸気車図」とフランス軍艦「ブルターニュ」- 3.原画の特定 >目次はこちら 何にせよ、蒸気戦列艦が短命であったことは、本稿の主題である三代広重の横浜絵について考察を進める上では好都合である。 […]