2019-08-15 / 最終更新日時 : 2021-02-05 daihonnei 人物 水中高速潜水艦と知られざる継戦工作 この記事の元ネタはある海軍士官(の卵)による回想です。裏づけを取ろうにもあまりに史料がありません。 しかしただ埋もれさせてしまうにはあまりに勿体ない、と思いますので沢渡なりに解釈を加えて記述いたしました。 限りなく史実に […]
2019-08-13 / 最終更新日時 : 2019-08-11 daihonnei 人物 呪われた?潜水艦伊33 伊33号潜水艦は公式には「伊15型」潜水艦、よく聞かれる言い方だと「巡潜乙型」と呼ばれるグループに属しています。 なお「巡潜乙型」にはこの「伊15型」を小改良した「伊40型」「伊54型」も含まれます。 同型艦は大活躍 こ […]
2019-08-11 / 最終更新日時 : 2019-08-11 daihonnei アメリカ 大日本帝国海軍最後の栄光~飢餓作戦をぶち破れ~ 大東亜戦争末期、追い詰められた大日本帝国は国民の食糧だけでも満洲から運んでおこうと陸・海共同作戦を発動しました。 それが「日号作戦」です。 圧倒的な戦力を持っていながら、セコくも輸送路を破壊して大日本帝国臣民の生活を破壊 […]
2019-08-08 / 最終更新日時 : 2019-08-06 daihonnei 政策・戦略・戦術 後醍醐天皇と戦争の勝ち方 敗戦の日のちょっと前ですが、今週の話はトンでもなく古い話です。 それもあんまり人気のない南北朝時代なんですが、「戦争」を考えたいと存じますので、ご辛抱ください。特に「やめ時」を考えます。 捲土重来 1336年5月25日、 […]
2019-07-18 / 最終更新日時 : 2020-09-04 daihonnei 帝國海軍 金剛型戦艦「榛名」と日本人の責任感 大日本帝国海軍で最強の戦艦と言えば「大和」と「武蔵」。戦前に国民に最も親しまれたのは「長門」と「陸奥」。では大東亜戦争で最も活躍した戦艦と聞かれたら、だれもが「金剛級」の四艦だ、とお答えになるでしょうね。 超弩級 「金剛 […]
2019-07-11 / 最終更新日時 : 2020-04-10 daihonnei 帝國海軍 帝国海軍は護衛が大嫌い1 強大だった筈の大日本帝国が、なぜ脆くも敗れ去ったのか?様々な理由があったと思います。いろいろな方が、さまざまな原因を主張されていますし、どれも傾聴に値する所であります。 良く効くクスリは苦いのさ ところがですね、中には「 […]
2019-06-20 / 最終更新日時 : 2021-03-13 daihonnei 伊太利 日欧連絡路とロケット戦闘機 アメリカの民間を狙った戦略爆撃に苦しめられる大日本帝国。 陸海軍の輿望を担って、新兵器の開発が進められていました。 ロケット戦闘機です。陸海軍共同開発なんですが、今回はそのうち海軍の試作機をモチーフに、「原因不明で失敗し […]
2019-05-30 / 最終更新日時 : 2019-05-20 daihonnei 帝國海軍 帝国海軍の自動操縦研究 大日本帝国海軍が隠れた名機を遠隔操縦して運用しようとしていた、と言うお話であります。 『水上機の川西』の原点 『水上機の川西』の原点はこの飛行機にあり、と言われる(私以外の人が言ってるのは聞いた事がありませんが)名機、九 […]
2019-05-21 / 最終更新日時 : 2020-05-17 daihonnei 帝國海軍 海軍とボイラ 明治の建軍以来、フネを動かさなければお話にならない海軍は、その性格から日本の動力開発を担ってきました。 初めての国産動力 ペリー艦隊が「蒸気船」であったように、蒸気は帝國海軍の終焉まで長く軍艦の動力であり続けました(蒸気 […]
2019-04-11 / 最終更新日時 : 2019-04-11 daihonnei 帝國海軍 水中高速潜水艦「潜高型」 大日本帝国海軍の潜水艦技術は、世界トップレベルにありました。とくに艦形を大きくすることにかけてはブッチギリ。アメリカが持って行きやがった「戦利品」が、原子力潜水艦の船殻設計の参考になった事は皆さん良くご存じかと存じます。 […]
2019-04-04 / 最終更新日時 : 2019-04-04 daihonnei 人物 もう一人の東郷 日露戦争では多くのロシア将兵がわが国の捕虜になりました。 わが国は国際法に定められた以上の待遇でロシア将兵を扱い、ついには敗北したロシア兵は「マツヤマ」(松山収容所が最も有名だったので)と叫びながら投降した、と言われるほ […]
2019-03-28 / 最終更新日時 : 2019-03-28 daihonnei 人物 杉野はいずこ~満洲であります!~ 「旅順港閉塞作戦」は失敗に終わりましたが、帝国海軍は「軍神」を一人産み出し、「目的外」の艦隊決戦にも勝利して世界の大海軍へと成長していきます。 満洲は誰のモノ? 広瀬武夫少佐は、その勇気ある行動から戦死後中佐に進級し「軍 […]
2019-03-26 / 最終更新日時 : 2020-03-15 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 マジマジ戦争と日本の植民地?支配 高校で世界史を学ぶと、チョロっと出てくるかも知れない?『マジマジ反乱』に思わず笑っちゃった方もおられるかも知れませんね。 私はヨーロッパ帝国主義が勝手に「反乱」と言っている、あれはタンザニア地域に元から住んでた人たちの「 […]
2019-03-21 / 最終更新日時 : 2019-03-21 daihonnei 人物 杉野はいずこ~軍神第一号~ 我が国の快勝におわった日露戦争、その立役者は対馬沖(日本海海戦)で世界的な大勝利を上げた大日本帝国海軍、と言われるところでありますが。 海軍にとってはシーレーン防衛戦 実は日本海海戦の前段である黄海海戦まで、帝国海軍の闘 […]
2019-03-07 / 最終更新日時 : 2019-03-07 daihonnei 帝國海軍 大日本帝國海軍『唯一の』戦艦「金剛」 金剛型の巡洋戦艦4隻は、近代化改装を経て高速戦艦として生まれかわり、「一番古い戦艦」だったにも関わらず、大東亜戦争で最も活躍した戦艦となりました。 ネームシップ金剛 金剛型は明治40(1907)年に建造が決定されています […]
2019-02-21 / 最終更新日時 : 2019-02-21 daihonnei 帝國海軍 パールハーバーで朝食を 史上初めての空母機動艦隊による「軍港空爆作戦」でありました大日本帝国海軍のハワイ作戦。いろいろな方々のご努力で、作戦の詳細な様相が解明されてきています。 肝心なことが抜けとるやん しかしながら、各種の尊敬すべきご研究から […]
2019-02-07 / 最終更新日時 : 2019-02-07 daihonnei 帝國海軍 巡洋戦艦は石炭を焚いて疾駆する 巡洋戦艦「榛名」は明治44年4月に発注されました。英国で建造されたネームシップ「金剛」に続いて二番艦「比叡」は横須賀海軍工廠で建造。 三番艦「榛名」を神戸川崎造船所に建造させ、4番艦「霧島」を三菱長崎造船所に注文したので […]
2019-01-10 / 最終更新日時 : 2019-01-10 daihonnei 人物 「奇跡の船」の生涯2 昭和20(1945)年8月、「宗谷」は横須賀でドック入りしていたのですが、ここで戦艦「長門」病院船「氷川丸」とともに空襲を受けています。 引揚げ船 このとき、敵機が落とした増槽が「宗谷」の機関室真上の天窓に衝突しました。 […]
2019-01-03 / 最終更新日時 : 2019-01-03 daihonnei 人物 「奇跡の船」の生涯1 日本政府がIWC(国際捕鯨委員会)を脱退する方針をかため、いよいよ商業捕鯨再開の機運が高まっています。でも、南氷洋では操業できそうもありません。 誕生 これは「南極条約」っていう国際法(と付随する取り決め等)によって南極 […]
2018-12-19 / 最終更新日時 : 2018-12-20 daihonnei 国防と民間人 捕鯨戦艦「長門」出撃…せず 戦艦長門が捕鯨に使われた事実はありません。使われそうになったことすらありません。 それなのに、ネット上にはけっこう「長門が捕鯨をする計画があった」みたいな情報があるんですね。こんなアホ記事みたいに。 日本の軍艦は捕鯨をし […]