2019-04-11 / 最終更新日時 : 2019-04-11 daihonnei 帝國海軍 水中高速潜水艦「潜高型」 大日本帝国海軍の潜水艦技術は、世界トップレベルにありました。とくに艦形を大きくすることにかけてはブッチギリ。アメリカが持って行きやがった「戦利品」が、原子力潜水艦の船殻設計の参考になった事は皆さん良くご存じかと存じます。 […]
2019-02-28 / 最終更新日時 : 2019-02-28 daihonnei 人物 東條英機をやり込めた少将 川島四郎という「軍人」をご存じでしょうか? 軍人にカギ括弧を付けましたのは、この人が戦後は栄養学の権威として活躍し、数々の著作もあるお方であるからです。 エピソード満載の方 川島四郎さんは大正7年に陸軍経理学校を卒業(1 […]
2018-12-06 / 最終更新日時 : 2018-12-11 daihonnei 国防と民間人 「昭和遊撃隊」と戦前の日本社会 「諸君、僕はわが海軍の軍機を洩すようで非常に心苦しいのだが、諸君にだけある重大な秘密をお告げしたい。」 という大げさな言葉で始まる平田晋作の少年小説「昭和遊撃隊」を取り上げて、戦前の社会を考えてみたいと思います。 ラノベ […]
2018-11-28 / 最終更新日時 : 2018-11-28 daihonnei 人物 帝都防空隊3 「近衛飛行隊」も3話目になりました。かなり取り散らかした話になってますが、もう一話だけお付き合いください。 移動中の空戦 制号作戦(航空総軍司令官の指揮下で残された戦闘機部隊全てを一元的に運用し、来襲する敵大型機を捕捉撃 […]
2018-11-22 / 最終更新日時 : 2018-11-22 daihonnei 人物 帝都防空隊2 「近衛飛行隊」の帝都防空の奮闘を、戦隊長・小林照彦少佐を中心にもう一度辿ってみましょう。帝都防空隊の1はコチラから 迎撃は禁止されたけど 昭和19年の11月、飛行第244戦隊の戦隊長は初代の泊重愛少佐から村岡信一少佐・藤 […]
2018-11-15 / 最終更新日時 : 2018-11-15 daihonnei 人物 帝都防空隊1~近衛飛行隊~ 「近衛」というと、我が国では天皇陛下を警衛奉る直属の兵隊さん(近衛兵)やその軍団を指します。国によっては親衛隊なんて呼ばれる事もありますね。大統領警護隊、なんてぇのもありましたね。 防空戦闘機隊 今回は「近衛飛行隊」を名 […]
2018-11-08 / 最終更新日時 : 2018-11-08 daihonnei 人物 その後の「皐月」艦長は 駆逐艦「皐月」と飯野忠雄艦長の英雄譚はコチラの記事でお読みください。今回は飯野少佐のあとを受けた新艦長と「皐月」の運命のお話です。 睦月型駆逐艦「皐月」 帝国海軍は、その「軍馬」とも言える駆逐艦を自分で設計出来ず、長く大 […]
2018-08-09 / 最終更新日時 : 2019-09-30 daihonnei アメリカ 「大東亜戦争は日本の大勝利」論を嗤う 今年もやって参りますね、8月15日「敗戦の日」。「終戦」などと誤魔化してはいけません。「コッチから戦争を止めてやったから、終戦で良いんだ」などと言ってキチンと戦訓を汲まないと、日本は次もまた負けてしまいます。 兵隊さんや […]
2018-08-02 / 最終更新日時 : 2018-08-02 daihonnei 人物 開戦前夜、東條英機は昂っていたのか? 2018年の7月23日付け読売新聞1面のトップ記事は「東条 開戦前夜の高揚」という大見出しでありました。東条総理が当時の内務次官に語った言葉が、メモとして残っていた!と言う内容なんですが。 記事引用 私は読んだ瞬間に違和 […]
2018-06-14 / 最終更新日時 : 2018-06-14 daihonnei 帝國海軍 蒸気タービンと「大和」~カタログデータだけ見てウジャウジャ言うな~ 戦艦「大和」と「武蔵」は12基のロ号艦本式罐(重油専焼)で高温高圧の蒸気を作り、4基の艦本式タービンで回転力に変換して4軸のプロペラを回して推進力としていました。出力15万3千馬力、速力27ノット、航続距離7200浬(1 […]
2018-05-03 / 最終更新日時 : 2018-05-03 daihonnei 国防と民間人 帝国軍用機の開発2~陸軍の場合~ 前回は海軍が航空技術廠(航空廠)を設置して予算を掛けて航空機開発に精を出していたお話でありました。その「航空廠」(一般的には「空技廠」と呼ばれることが多いですね)は役に立ったり邪魔になったりだったことも。 陸軍は何をして […]
2018-04-27 / 最終更新日時 : 2018-05-03 daihonnei 帝國海軍 帝国軍用機1~海軍航空技術廠の功罪~ 航空機が誕生すると、各国軍隊は軍事に活用する方法を探ります。もちろん大日本帝国も例外ではありませんでした。ただ、陸軍と海軍では多少の違いがあったようで。 陸海の評価 海軍は陸軍に比べて、航空機の能力を高く評価していたよう […]
2018-04-19 / 最終更新日時 : 2018-04-19 daihonnei アメリカ 5500トン級軽巡「五十鈴」の変身 5500トン級軽巡とは、大日本帝国日本海軍が大正半ばに建造した軽巡洋艦シリーズの通称です。このシリーズのフネは既に「鬼怒」を紹介させて頂いています。記事はコチラ シリーズ構成 「5500トン級」と一口で言っても14隻も作 […]
2018-03-22 / 最終更新日時 : 2021-05-03 daihonnei アメリカ 鳳翔、外輪式空母に敗れる 大東亜戦争は工業力と技術力の競争だったと同時に、兵員の損耗をいかに補充するかの戦いでもありました。それはパイロットで顕著に現れています。 航空戦力は1対2だった筈 航空機の「大量生産」はアメリカ軍のお得意の工業力の発現で […]
2018-03-15 / 最終更新日時 : 2019-11-16 daihonnei アメリカ 貨物船「パトリック・ヘンリー」 「パトリック・ヘンリー」なんて、聞いたことも見たこともない方がほとんどではないでしょうか?でも、このフネはあるとても重要な「船種」のネームシップなんであります。 えらく古い話から始めなければ 「パトリック・ヘンリー」級な […]
2018-01-19 / 最終更新日時 : 2018-01-19 daihonnei 人物 マラリア、日本を救う マラリアという病気をご存じでしょうか。電脳大本営を読んでくださるほどの方なら、多くの皇軍兵士がこの病に犯され、怨敵を倒す前に散ったことはご存じかと思います。 マラリアは古い病気で マラリア(Malaria)の語源をご存じ […]
2018-01-04 / 最終更新日時 : 2018-01-04 daihonnei アメリカ 高千穂空挺隊の最後 大日本帝国の陸海軍は盟邦ドイツの空挺部隊(降下猟兵)の活躍に大いに刺激されました。 大損害を出してたのに ドイツの降下猟兵部隊は、1940年のデンマーク攻略に活躍しましたが、ノルウェイ侵攻ではドンボス村の戦いなど弱小?ノ […]
2017-11-23 / 最終更新日時 : 2017-11-23 daihonnei 人物 「疾風」と「烈風」2 昭和16年12月29日。大日本帝国陸軍は最高速度が680km/hを越え、20ミリ機関砲2門・12.7mm機銃2丁を装備した高性能戦闘機の開発を中島飛行機に命じます。後に「疾風」となる「キ84」の設計が開始されたのです。 […]
2017-03-10 / 最終更新日時 : 2017-03-11 daihonnei 国防と民間人 東京大空襲 今日は3月10日、東京大空襲の日であります。 この日だけでなく、また東京だけでなく、鬼畜の所業に倒れた全国の犠牲者の御霊やすかれ、の思いで東京大空襲を考えます。 予見していた「反軍」ジャーナリスト 桐生悠々というジャーナ […]
2017-02-03 / 最終更新日時 : 2017-02-10 daihonnei 帝國海軍 赤城と加賀1 日本の空母と言えばやっぱり「赤城」と「加賀」だ!って方も多いんじゃないでしょうか?「赤城」と「加賀」のことなら知らぬことなど無いよ、とおっしゃらずに誕生の経緯をもう一度確認してみませんか? 八八八艦隊ついに成る!(予算だ […]