2018-04-19 / 最終更新日時 : 2018-04-19 daihonnei アメリカ 5500トン級軽巡「五十鈴」の変身 5500トン級軽巡とは、大日本帝国日本海軍が大正半ばに建造した軽巡洋艦シリーズの通称です。このシリーズのフネは既に「鬼怒」を紹介させて頂いています。記事はコチラ シリーズ構成 「5500トン級」と一口で言っても14隻も作 […]
2018-03-22 / 最終更新日時 : 2021-05-03 daihonnei アメリカ 鳳翔、外輪式空母に敗れる 大東亜戦争は工業力と技術力の競争だったと同時に、兵員の損耗をいかに補充するかの戦いでもありました。それはパイロットで顕著に現れています。 航空戦力は1対2だった筈 航空機の「大量生産」はアメリカ軍のお得意の工業力の発現で […]
2018-03-15 / 最終更新日時 : 2019-11-16 daihonnei アメリカ 貨物船「パトリック・ヘンリー」 「パトリック・ヘンリー」なんて、聞いたことも見たこともない方がほとんどではないでしょうか?でも、このフネはあるとても重要な「船種」のネームシップなんであります。 えらく古い話から始めなければ 「パトリック・ヘンリー」級な […]
2018-02-09 / 最終更新日時 : 2018-02-09 daihonnei 人物 「疾風」と「烈風」6~失敗作~ 一七試艦上戦闘機(A7M1=烈風)の試作第一号機は、開発開始から2年も掛かって昭和19年4月に完成、5月に初飛行して直ちに試験飛行に移りました。 ぜんぜん駄目じゃん 操縦性・安定性・視界・離着陸性能には一切問題ナシ。さす […]
2018-01-19 / 最終更新日時 : 2018-01-19 daihonnei 人物 マラリア、日本を救う マラリアという病気をご存じでしょうか。電脳大本営を読んでくださるほどの方なら、多くの皇軍兵士がこの病に犯され、怨敵を倒す前に散ったことはご存じかと思います。 マラリアは古い病気で マラリア(Malaria)の語源をご存じ […]
2017-11-23 / 最終更新日時 : 2017-11-23 daihonnei 人物 「疾風」と「烈風」2 昭和16年12月29日。大日本帝国陸軍は最高速度が680km/hを越え、20ミリ機関砲2門・12.7mm機銃2丁を装備した高性能戦闘機の開発を中島飛行機に命じます。後に「疾風」となる「キ84」の設計が開始されたのです。 […]
2017-10-13 / 最終更新日時 : 2017-10-13 daihonnei 人物 紫電と紫電改1 大東亜戦争が中盤に差し掛かると、米軍には大馬力エンジンを搭載して高速・重武装を誇る航空機が続々と登場して参ります。 実戦経験の長い大日本帝国海軍の搭乗員は、抜群の技量でソロモンの空を護ったのでありますが… 二式水戦の逆を […]
2017-03-17 / 最終更新日時 : 2017-03-17 daihonnei アメリカ 大和級の砲塔の特殊性 「大和級」は大日本帝国海軍の艦艇として、特殊なカタチであることは余り議論されませんね。大きさの話ではありません。カタチって言うよりは兵器の搭載方法って意味あいになるから、でしょうか? 3連装砲塔 「大和級」の主兵装はご存 […]
2017-02-17 / 最終更新日時 : 2017-02-17 daihonnei アメリカ アメリカの水上機母艦 「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」 自軍の長所だけ知って浮かれていても、有効な戦訓は得られません。って事で今回は語られることの少ない、いや […]
2017-02-03 / 最終更新日時 : 2017-02-10 daihonnei 帝國海軍 赤城と加賀1 日本の空母と言えばやっぱり「赤城」と「加賀」だ!って方も多いんじゃないでしょうか?「赤城」と「加賀」のことなら知らぬことなど無いよ、とおっしゃらずに誕生の経緯をもう一度確認してみませんか? 八八八艦隊ついに成る!(予算だ […]
2017-01-20 / 最終更新日時 : 2017-01-21 daihonnei 帝國海軍 小空母のさだめ2~龍驤の生涯・後編~ 「龍驤」はさまざまなハンディを抱えながらも一線級の大空母部隊「南雲機動艦隊」を補完してインド洋からベンガル湾へと侵入、通商破壊戦を展開しています。前編はコチラです。 栄光の時 小沢治三郎中将は馬来部隊独自の艦隊行動を計画 […]
2017-01-13 / 最終更新日時 : 2018-12-13 daihonnei 帝國海軍 小空母のさだめ1~龍驤の生涯・前編~ 大日本帝国海軍は世界初の新造空母「鳳翔」の建造(大正7年計画/大正11年竣工)と運用で経験を積み、当時の小さな航空機でも「空母は最低2万5千トン必要」との所見を得ていました。 軍縮条約の犠牲 それがどうして、1万トンしか […]
2016-12-28 / 最終更新日時 : 2016-12-28 daihonnei アメリカ 空母の艦橋はなぜ右舷だったのか? 赤城と飛龍は航空母艦としてはかなり特殊な「変態艦」でありました。どこが変態かって?艦橋です。赤城と飛龍は艦橋が左舷にありました。これはもう世界的に見ても全く変態的な位置なのであります。 なお、この記事では大日本帝国海軍の […]
2016-12-16 / 最終更新日時 : 2016-12-19 daihonnei アメリカ 黒潮部隊は太平洋に消えた~皇国の盾たらん~ 1942年2月25日の事でありました。 前年の12月初旬にはるか太平洋のハワイを攻撃されたアメリカ軍は、東洋の黄色いサルどもが組織した海軍に手も足も出ずに敗退を繰り返していた時期であります。 ロッキー山脈で防衛? 国内の […]
2016-07-22 / 最終更新日時 : 2020-12-13 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 呪われた?巡洋戦艦シャルンホルスト 『シャルンホルスト』は第2次大戦直前の1939年1月に竣工した、ドイツ第三帝国の最新鋭巡洋戦艦です。同形艦には『グナイゼナウ』があり、2隻は良く行動を共にしていました。 優美な巡洋戦艦シャルンホルスト シャルンホルストの […]
2016-06-03 / 最終更新日時 : 2016-06-03 daihonnei アメリカ 零戦は本当に格闘戦に強かったのか2~撃墜王の射撃術~ 前回は前下方の視界が限られ、照準がつけ難かった零戦を紹介しました。 他機種も含めて戦闘機搭乗員たちは、どうやって空中戦で敵を狙っていたんでしょうか? 戦闘機の射撃は当たらないもの 戦闘機は、誤解されがちですが敵の戦闘機と […]
2016-05-21 / 最終更新日時 : 2016-09-17 daihonnei 同盟諸邦の軍備紹介 そうりゅう級はどれほど凄いのか? 初の大型兵器輸出かと思われた、オーストラリアへの「そうりゅう級」潜水艦輸出。フランスの提案に敗れて失敗に終わりました。 残念であると同時に、「貴重かつ高度な潜水艦の技術が流出しなくて良かったじゃん」というのが大方の反応の […]
2016-04-15 / 最終更新日時 : 2018-06-13 daihonnei 帝國海軍 特攻を企画した卑怯者1~仙人参謀黒島亀人~ 防衛大学校の卒業者が、任官を拒否する事例が多い、との報道がありました。 一見関係の無い、「特攻推進者」たちの話題ですが、「エリート純粋培養」の危険性を読み取ることは出来ないでしょうか? 特攻は効果的だったのか 特攻に対す […]
2016-03-18 / 最終更新日時 : 2016-03-18 daihonnei 帝國海軍 初めて自主設計した駆逐艦・『峯風』型とその改造 独自設計の駆逐艦 建軍以来、日本の駆逐艦は英国の設計を模倣することによって進歩してきました。 しかし、日露戦争後に米国を仮想敵として太平洋上での艦隊決戦を想定したことや、軍縮条約によって主力艦の保有を制限されたことで、駆 […]
2016-02-19 / 最終更新日時 : 2017-04-08 daihonnei 帝國海軍 敵を沈めなくとも~松と初月の最後~ 一等駆逐艦「松型」と「秋月型」は大東亜戦争後半に出現した、電脳大本営的「大日本帝国海軍の最優秀駆逐艦」であります(最優秀が2型かよ、と言うツッコミはリアルでお会いして気持ち良く飲んだ方からのみ受けさせて頂きまする)。 こ […]